We Three Kings of Orient Are《我らは東方の三人の王(我らは来たりぬ)》


We three kings of Orient are
Bearing gifts we traverse afar
Field and fountain, moor and mountain
Following yonder star
わたしたちは東方の三人の王、
贈り物をたずさえて、遠くから旅してきた。
野を、オアシスを、多くの山を越え、
はるかな星の後を追ってきた。

*O Star of wonder, star of night
 Star with royal beauty bright
 Westward leading, still proceeding
 Guide us to thy Perfect Light
*ああ、不思議の星よ、夜空の星よ、
 王者の美に輝く星よ、
 西方へ導き、さらに進み続ける星よ、
 わたしたちをあなたの全き光へお連れください。

Born a King on Bethlehem's plain
Gold I bring to crown Him again
King forever, ceasing never
Over us all to rein
*Refrain
ベツレヘムの地でお生まれになった王に
黄金をお持ちしました、冠としていただくために。
とこしえに王として、終わることなく
わたしたち全てを統べられるために。
*繰り返し

Frankincense to offer have I
Incense owns a Deity nigh
Pray'r and praising, all men raising
Worship Him, God most high
*Refrain
乳香をお献げいたします、*1
神のお側に仕える香を。
祈りと賛美を、全ての人が掲げ
いと高き神なる方を礼拝するように。
*繰り返し

Myrrh is mine, its bitter perfume
Breathes of life of gathering gloom
Sorrowing, sighing, bleeding, dying
Sealed in the stone-cold tomb
*Refrain
没薬(もつやく)がわたしの贈り物、それは苦く薫る。*2
暗がりへ向かう命を息づかせ、
悲しみ、ため息、流血、死を
冷たい石の墓穴に封じるものです。
*繰り返し

Glorious now behold Him arise
King and God and Sacrifice
Alleluia, Alleluia
Earth to heav'n replies
*Refrain
今こそ、栄光に輝く彼の目覚めを見よ。
王であり、神であり、いけにえである方よ。
アレルヤ、アレルヤ
地から天まで、アレルヤと響かせよ。
*繰り返し

*1 フランキンセンスとも。ある種の香木から分泌される樹脂。大量生産が難しいため、金に匹敵する貴重なものだった。礼拝で焚かれるのによく使われることから、黄金が象徴する王の権威に対し、神の神聖さを象徴する。
*2 ミルラとも呼ぶ。乳香と同じく香木から分泌される樹脂だが、鎮痛・鎮静の効能があり、古代エジプトではミイラの防腐処理にも使われた。長じて刑死し、墓に葬られるイエスの運命を象徴する。

text & tune: John Henry Hopkins Jr. (1820-1891)

アメリカはバーモント州の、米国聖公会司祭であったホプキンスによる作詞作曲。ホプキンスは多才な人物で、ジャーナリストや挿し絵画家、ステンドグラスデザイナーでもあった。日本語訳詩として《われらは東のみたりの博士》または《われらは来たりぬ》がある。

『マタイによる福音書』で、イエスの誕生に馳せ参じる「占星術の学者たち」と訳されている人物たちは、原語では「マギ」と呼ばれている。本来は古代ペルシャの司祭階級を示す言葉だったが、次第に天文学者、魔法使い、賢者をあらわすようになった。英語の「マジック」の語源。高価な贈り物をしたことから身分の高い人物、すなわち三人の王ともされる。また東方はペルシャだけでなく、広範囲を指す。
マギが三人であったとは聖書には書かれていはいないが、三つの献げ物に対応させて三人だと考えられていた。絵画ではそれぞれ異なる年代と人種で描かれることがある。7世紀頃からそれぞれにカスパール、バルタザール、メルキオールという名が当てられたが、誰がどの贈り物を担当しているか、どの姿かはまちまちである。なお、ドイツのケルン大聖堂はこの三人のマギの聖遺物を所蔵している(と主張している)。
カトリックなどではイエスの生誕から数えて12日目の1月6日にマギが来訪したとしており、「エピファニー(顕現日)」と称してイエスが人類の前に現れたことを記念する。

イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。
「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。
わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」
これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。エルサレムの人々も皆、同様であった。
王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。彼らは言った。
「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。
『ユダの地、ベツレヘムよ、
お前はユダの指導者たちの中で決していちばん小さいものではない。
お前から指導者が現れ、
わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」
(マタイによる福音書 第2章1-6節)

メトロポリタン美術館所蔵 作者不詳中世ドイツ《マギの礼拝》
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我らは東の 三人(みたり)の博士
礼代(いやしろ)たずさえ 幾山川(いくやまかわ)
*ああ 輝く星よ 奇(く)しき光よ
我らの行く手を 照らし導け

我は黄金(こがね)を 御子にぞささげん
もの皆治むる 君にませば
*繰り返し

乳香ささげ 伏して拝(おろが)み
祈りと讃えを ささげまつらん
*繰り返し

苦難をしめす 没薬ささげん
世のためほふられ 墓に置かれん
*繰り返し

世に来し神の子 贖いの主を
天地(あめつち)こぞりて たたえまつらん
*繰り返し
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by CockRobin96 | 2014-12-18 21:53 | Trackback(1) | Comments(0)
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タイトル : 最高に美しいステンドグラスのゴシック様式で世界最大の大聖堂
ケルン大聖堂 Cologne Cathedral  ケルンは、ドレスデンの北西、ライプツィヒの東にあり、チェコから続くエルベ渓谷の入口にあり、地域政治と交易の中心として栄えました街です。この町のシンボルであるケルン大聖堂、正式名称は、ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂(Dom St. Peter und Maria)聖ペトロとマリア大聖堂の意味です。ケルン大聖堂はゴシック様式の大聖堂としては世界最大であり、カトリック教会です。 Cologne Cathedral is a Ro...... more
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