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The Scat Song《スキャット・ソング》

スキャットなしバージョン

スキャットいりバージョン

When your sweetie tells you
Everything'll be okay
かわいこちゃんにこれを聞かせれば
何もかもがうまくいく

Just skeep-beep de bop-bop beep bop bo-dope
Skeetle-at-de-op-de-day

If you feel like shoutin'
Advertise it just this way
叫びたい気分だったら
このやり方でアピールしなよ

And skeep-beep de bop-bop beep bop bo-dope
Skeetle-at-de-op-de-day

Don't give a hang
What words you use at any time
Sing this silly language
Without any reason or rhyme
ちっとも気にすることなんかないさ*1
いつどんな言葉を使おうが
ヘンテコ言葉で歌いなよ
理由も詩韻もいりやしない

When you face the preacher
There's only one thing to say
説教師とご対面したら
こう言うしかないね

Just skeep-beep de bop-bop beep bop bo-dope
Skeetle-at-de-op-day

*1 a hangは「a damn」より軽い表現。not give (care) a hangで「ちっともかまわない、心配しない」

text & tune: Anthony De Wayne Perkins(?-?), Cab Calloway(1907-1994), Mitchell Parish(1900–1993)

スキャットはもともとサッチモことルイ・アームストロングが、歌詞を忘れた代わりに意味のない言葉で歌ったら受けたのが始まりとされている。多分今のキッズは知らないこのCMの「ダバダ~」もスキャットの一種。

スキャットが入るバージョンと、スキャットの代わりに奏楽が入るバージョンがある。
ベティさんの「山の老人」の最後で使われているのがこの曲。
5:25~


Cab Calloway
収録アルバム: Minnie The Moocher


Cab Calloway
収録アルバム: Cab Calloway


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by CockRobin96 | 2018-02-18 20:45 | Trackback | Comments(0)

Zah Zuh Zaz《ザ・ズ・ザ》



Cupheadファンによるアニメーションつきバージョン
カップヘッドの中ボスキング・ダイスのモデルがキャブ・キャロウェイであるとされることから
ちなみにこれはキャブが主役のショートフィルム「キャブ・キャロウェイのハイ・ディ・ホー!」の劇中歌として歌われたもの

Now, here's a very entrancing phrase,
It will put you in a daze,
To me it don't mean a thing,
But it's got a very peculiar swing!
さあ、素敵にうっとりさせられるこの文句、
きっとみんなをくらくらさせてしまう
僕にとっちゃ何か意味があるわけじゃないけど
おかしなほどスウィングしてしまう!

Zaz-zuh-zaz-zuh-zaz,
Zaz-zuh-zaz-zuh-zay,
Zaz-zuh-zaz-zuh-zaz,
Zaz-zuh-zaz-zuh-zay!

Now, zaz-zuh-zaz was handed down
From a bloke down in Chinatown;
It seems his name was Smoky Joe,
And he used to hi-de-hi-de-ho.
さて、「ザ・ズ・ザ」というのは受け売りで*1
チャイナタウンの盛り場のある男から聞いたもの
そいつの名はスモーキー・ジョーというらしい*2
そいつはハイ・ディ・ホーなやつだった*3

Zaz-zuh-zaz-zuh-zaz,
Zaz-zuh-zaz-zuh-zay,
Zaz-zuh-zaz-zuh-zaz,
Zaz-zuh-zaz-zuh-zay!

When Smoky Joe came into town
And he kicked the gong around,
Any place that he would go
Minnie the Moocher she was sure to go,
スモーキー・ジョーは街に来ては
アヘンを吸ってたものだった、
彼の行くところどこにでも
はぐれミニーもきっとついていった*4

With her zaz-zuh-zaz,
Zaz-zuh-zaz-zuh-zay,
Zaz-zuh-zaz-zuh-zaz,
Zaz-zuh-zaz-zuh-zay!

It makes no difference where you go,
There's one thing that they sure do know:
There's no need for them to be blue,
'Cause the zaz-zuh-zaz will always see them through!
どこへ行こうと変わりゃしない、
それが誰もが確かに知っているただひとつのこと
だからってブルーになることなんてない
だって「ザ・ズ・ザ」がいつだって乗り切ってくれるだろうから*5

Zaz-zuh-zaz-zuh-zaz,
Zaz-zuh-zaz-zuh-zay,
Zaz-zuh-zaz-zuh-zaz,
Zaz-zuh-zaz-zuh-zay!

*1 hand downで受け継ぐ、言い伝える、残す。またはおさがり。
*2 キャブの一連の曲に登場するキャラクター。あるいはキャブ自身の分身かもしれない。ミニーの恋人でアヘン中毒者だが、この曲では陽気でノリのいい性格が強調されている。
*3 hi-de-hoはキャブの代名詞ともいうべきスキャット(掛け声)。
*4 もちろんミニー・ザ・ムーチャーのこと。

*5 see throughは透けて見える、見破る、切り抜ける、やり抜くなど様々な意味がある。

text & tune: Cab Calloway(1907-1994)

キャブ・キャロウェイ
収録アルバム: The 25 Best Songs


アニメで使ってるちょっと短いバージョンの方
キャブ・キャロウェイ
収録アルバム: On Film

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by CockRobin96 | 2018-02-17 12:02 | Trackback | Comments(0)

Kicking The Gong Around《アヘンを吸いながら》


It was down in Chinatown,
All the cokies laid around,
Some were high and some were mighty low,
Count millions on the floor
When a knock came on the door,
And there stood old Smoky Joe.
チャイナタウンの真ん中で*1
中毒者たちがごろごろしているところ、
ハイなやつもいればすっかり鬱なやつもいる
床の上に数えきれないほど人がいて
そのとき扉を叩くものが来た、
そこに立っていたのは老けこんだスモーキー・ジョー

He was sweatin', cold and pale,
He was lookin' for his frail,
He was broke and all his junk ran out,
As he stood and looked around,
Nobody made a sound,
And then you hear old cokiy shout:
男は汗まみれで、冷え切って青ざめてた
男は自分のかわいい女を探してた*2
男は文無しでヤクも使い果たしてた
男が立ち尽くしてあたりを見回す間、
誰ひとり音をたてるものはなかった
そして老スモーキー・ジョーの叫びが聞こえた

"Tell me where is Minnie?
(Where is Minnie?)
I want Minnie!
(You want Minnie!)
Has she been here,
Kicking the gong around?"
「教えてくれよ、ミニーはどこだ?
(ミニーはどこだ?)
 ああ、ミニーが恋しい!*3
(ミニーが恋しいんだね)
 ここにいたんだろう、
 アヘンを吸いながら?」

"If you don't know Minnie,
(You don't know Minnie)
Oh, she's tall and skinny,
(Tall and skinny)
She gets her pleasure
Kicking the gong around!"
「ミニーのことを知らないなら、
(ミニーのことを知らないんだね)
 そう、あの娘は背が高くて痩せっぽちで、
(背が高くて痩せっぽち)
 あの娘が好きなのは、
 アヘンを吸うこと!」

(Scat)

"You just tell her Smoky Joe
Was here and had to go."
「あの娘に言ってくれ、スモーキー・ジョーが
 ここにいたけど行っちまったって」

And as he departed,
(As he departed)The curtains parted,
(The curtains parted)And there was Minnie
Kickin' the gong around!
男が立ち去ったとき、
カーテンがひらいた
ミニーがそこにいた、
アヘンを吸いながら!

*1 down-townで繁華街、街の中心。ごっつええ感じ。
*2 frailはミニーの形容詞の一つ。frail eelだと黒人スラングで「かわいい女、いい女」。客に騙されて無料で相手をしてしまう新米娼婦という意味もある。
*3 バージョンによっては「My poor Minnie! (Your poor Minnie!)」となっていることもある。

text & tune: Cab Calloway(1907-1994)

キャブの代表曲であるMinnie the Moocher《ミニー・ザ・ムーチャー》の続編にあたる曲。スモーキー・ジョーにアヘンを教わったミニーは、恋人のこともよくわからないほど朦朧となっている。一方文無しになったためアヘンが使えなくなったジョーは禁断症状を呈している(発汗、悪寒は禁断症状のひとつ)。
アヘン窟は当時、世界中チャイナタウンがあるところならどこにでもあるほど一般的であった。


キャブ・キャロウェイ
収録アルバム: Masters of Jazz - Cab Calloway

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by CockRobin96 | 2018-02-13 11:11 | Trackback | Comments(0)

Steamboat Bill《蒸気船ビル》



Down the Mississippi steamed the Whipper-will,
commanded by that pilot, Mister Steamboat Bill.
The owners gave him orders on the strick Q. T.,
to try and beat the record of the "Robert E. Lee."
Just feed up you fires, let the old smoke roll,
Burn up all your cargo if you run out of coal.
If we don't beat that record, Billy told the mate,
"send mail in care of Peter to the Golden gate."
ミシシッピをシュッシュと進んでいくはホイッパーウィル号、*1
操る操縦士はミスター・蒸気船ビル。
オーナーが彼にきつく命じた指令とは、*2
「ロバート・E・リー」号の記録を破ること。*3
火をおこせ、シケモクども、*4
石炭を切らしたら積み荷はパーだ、*5
記録を破れなかったら、ビルは仲間に言ったもんだ
「聖ペテロ様気付で天国の門まで送り付けちまうぞ!」ってね*6

Steamboat Bill, steaming down the Mississippi,
Steamboat Bill, a mighty man was he.
Steamboat Bill, steaming down the Mississippi,
going to beat the record of the "Robert E. Lee."
蒸気船ビル、ミシシッピをシュッシュとくだる、
蒸気船ビル、すごいやつだよ。
蒸気船ビル、ミシシッピをシュッシュとくだる、
「ロバート・E・リー」号の記録を破るため。

Up then stepped a gambling man from Louisville,
who tried to get a bet against the Whipperwill.
Billy flashed a roll that surely was a bear,
the boiler, it exploded, blew them up in the air.
The gambler said to Billy as they left the wreck,
"I don't know where we're going, but we're neck in neck."
Says Bill to the gambler, "I'll tell you what I'll do,
I will bet another thousand I'll go higher than you."
ここにまかり出たのはルイスヴィル出のばくち打ち、
ホイッパーウィル号の負けに賭けたやつ。
ビリーが皮算用で大枚を貼りこんでると、*7
ボイラーが爆発して、二人を空中に吹き飛ばした。
船の残骸を下に見つつ、ばくち打ちがビルに言う、
「この後どうなるかはわからないけど、俺らは首差ってとこだね」*8
ビルがばくち打ちに言うことには、「どうなるか聞かせてやらあ」
「俺がお前より高く飛ぶ方にもう1000ドル賭けるぜ」

Steamboat Bill, he tore up the Mississippi,
Steamboat Bill, the tide it made him swear.
Steamboat Bill, he tore up the Mississippi,
the explosion of the boiler got him up in the air.
蒸気船ビル、ミシシッピで木っ端みじん、
蒸気船ビル、これは彼の身に確かに起こったこと。*9
蒸気船ビル、ミシシッピで木っ端みじん、
ボイラーの爆発で空中まで舞い上がった。

River's all in mourning now for Steamboat Bill,
no more you'll hear the puffing of the Whipperwill,
There's crape on ev'ry steamboat that plows those streams,
from Memphis right to Natchez down to New Orleans.
The wife of Mister William was at home in bed,
When she got the telegram that Steamboat's dead.
Says she to the children, "Bless each honey lamb,
the next papa that you will have will be a railroad man."
全流域が今や蒸気船ビルのために喪に服す、
ホイッパーウィル号の汽笛ももう聞こえることはない、
川に浮かぶ全ての蒸気船が喪章をつけた、
メンフィスからナッチェズはもちろん、ニュー・オーリンズまでも。
ウィリアム氏の奥さんはベッドの中だった、
蒸気船ビルの死の知らせを受け取ったときは。
奥さんは子供たちに言う、「かわいい子羊ちゃんたち、
次のパパは鉄道マンにするわ」

Steamboat Bill, missing on the Mississippi,
Steamboat Bill, is with an angel band,
Steamboat Bill, missing on the Mississippi,
he's a pilot on the ferry in that Promised Land.
蒸気船ビル、ミシシッピでミッシング(消え去った)、
蒸気船ビル、天使の楽隊と共にゆく、*10
蒸気船ビル、ミシシッピでミッシング、
彼は今や「約束の地」でフェリーの操縦士さ。*11

*1 whipperは「鞭打つ人」、willは「意志」とウィリアム(ビル)の愛称ウィルのダブルミーニング。
*2 Q.T.はquite(全く、まるっきり、とても)の略。
*3 ロバート・E・リーは南北戦争時代の名将。敗軍である南軍側であったが、温和な人柄を慕われ、その名を冠した施設やモニュメントがたくさん作られた。
*4 the old smoke rollの意味はよくわからなかった。もしかすると煙突のことだろうか。
*5 ここもこの訳であってるかどうかちょっとわからない。
*6 ペテロはキリスト教における十二使徒の筆頭。天国の鍵を預かる門番とされる。


*7 flashed a roll=札束をチラ見せする。bearは日本でいうところの「捕らぬ狸の皮」。Don't sell the bearskin before you've caught the bear(熊を捕る前に毛皮を売るな)という諺から。
*8 neck and neckとも。競馬用語。
*9 ここもこの訳であってるかよくわからない。tideは潮の流れ、傾向、風向き。特に人生のクライマックス。swearは神に誓って断言する、または罰当たりなことを言う。
*10 同様の表現が黒人霊歌にある。


*11 約束の地とはもちろん天国のこと。

text & tune: アメリカ民謡

世にも有名な「蒸気船ウィリー」でミッキーが吹く口笛の旋律は、この《蒸気船ビル》のものである。ウィリーもビルもビリーも「ウィリアム」の愛称のひとつ。
当時すでに時代遅れだった蒸気船を皮肉る歌でもあり、喜劇王バスター・キートンが「キートンの蒸気船」で昔気質の父親と軟弱シティーボーイの息子の対比として取り上げている。『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』では、ディズニーの「蒸気船ウィリー」は「キートンの蒸気船」のさらなるパロディであったとしている。
今気づいたけど、一番最初のミッキーって手袋してないんだな。

Arthur Collins
収録アルバム: The King of the Ragtime Singers - The Best of Arthur Collins




おまけ:

スカパー!

冬の5大テーマ祭り「アニメ」をもっと見る

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by CockRobin96 | 2018-02-06 21:58 | Trackback | Comments(0)

Diaphenia《ディアフェニア(ダイアフィニア)》


Diaphenia, like the daffadowndilly,
White as the sun, fair as the lily,
Heigh ho, how I do love thee!
I do love thee as my lambs
Are belovèd of their dams:
How blest were I
if thou would'st prove me.
ダイアフィニア、ラッパ水仙のような君、*1
太陽のように白く、百合のようにうるわしく、
ああもう、君をどう愛したらいいだろう!
子羊みたいな君を愛してる、
母羊が子羊をかわいがるように。
どんなにかすばらしいだろう、
もし君が僕を受け入れてくれたなら。*2

Diaphenia, like the spreading roses,
That in thy sweets all sweets incloses,
Fair sweet, how I do love thee!
I do love thee as each flower
Loves the sun's life-giving power;
For dead, thy breath
to life might move me.
ダイアフィニア、咲き誇る薔薇のような君、
素敵なものをみんな集めて君の中に閉じ込めたみたい、
うるわしくて素敵な人よ、君をどう愛したらいいだろう!
花みたいに君を愛してる、
命を与える日光を愛する花のように。
たとえ枯れ死にしても、君の息が
僕に命を吹き込んで動かすだろう。

Diaphenia, like to all things blessèd,
When all thy praises are expressèd,
Dear joy, how I do love thee!
As the birds do love the spring,
Or the bees their careful king,
Then in requite,
sweet virgin,
love me!
ダイアフィニア、なにもかもが素晴らしくなる、
君の美点の全てが明らかにされたときには、
歓びそのものよ、君をどう愛したらいいだろう!
鳥たちが春を愛するように、
思いやりある蜜蜂の王が、*3
報いを与えるように、
素敵なおとめよ、
僕を愛して!

*1 普通はdaffodilと表記される。
*2 would'st=wilt(willの古語)の過去形。
*3 女王じゃないのかと思うが、非常に稀に女王蜂をKing Beeとも言うらしい。養蜂の歴史は非常に古く、一万年前から始まっていたとされる。女王蜂が「雌」と認識されたのはいったいいつ頃なのか調べてみたが、わからなかった。有識者を求む。

text: Henry Constable (1562–1613)
tune: Charles Villiers Stanford (1852 - 1924)

作品番号49番の連作集、6 Elizabethan Pastorales《六つのエリザベス朝の牧歌》より第3曲目。


Birmingham Conservatoire Chamber Choir
収録アルバム: Stanford: Partsongs

自由部門




第2回プラチナブロガーコンテスト



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by CockRobin96 | 2018-02-05 11:19 | Trackback | Comments(0)

How can I keep from singing?《歌わずにはいられない》Libera


My life flows on in endless song
Above earth's lamentation
I hear the real though far off hymn
That hails a new creation
わが命は絶え間ない歌の中流れゆく
地の哀歌を覆い尽くして
わたしははるか彼方からでも真実(まこと)の歌を聞く
新たに造られたものを寿ぐ聖歌を

No storm can shake my inmost calm
While to that rock I'm clinging
It sounds an echo in my soul
How can I keep from singing?
どんな嵐もわたしの内なる静けさを乱せない
かの岩にしがみついている限り*1
わたしの魂の中にこだまするその響き
どうして歌わずにいられるだろう?

What though the tempest round me roars
I know the truth, it liveth
What though the darkness round me close
Songs in the night it giveth
嵐がわたしを取り囲み吠え猛るとも
わたしは活ける真実(まこと)を知っている
それは暗闇がわたしを取り囲み閉じ込めても
夜どおし歌を歌いかけてくれるもの

No storm can shake my inmost calm
While to that rock I'm clinging
Since love is Lord of heaven and earth
How can I keep from singing?
どんな嵐もわたしの内なる静けさを乱せない
かの岩にしがみついている限り
天地の主こそ愛であるゆえに
どうして歌わずにいられるだろう?

I lift my eyes, the cloud grows thin
I see the blue above it
And day by day this pathway smoothes
Since first I learned to love it
わたしは目をあげて、雲が切れていき
その向こうに青空があるのを見る
日に日にこの小道はなだらかになる
初めて愛することを知ったその時から

The peace of Christ makes fresh my heart
A fountain ever springing
All things are mine since I am his
How can I keep from singing?
キリストの平安がわたしの心を活かしめる
とこしえに湧き出でる泉
わたしは主のものであるがゆえに万物はわたしのもの
どうして歌わずにいられるだろう?

*1 「主はわたしの岩、砦、逃れ場/わたしの神、大岩、避けどころ/わたしの盾、救いの角、砦の塔。」(詩編18:03)より。神とは、嵐で海などに投げ出されたときにしがみつく大岩の如きものであるとされる。なお、乗ってた船をぶち壊す岩を兼ねていることもある

text: Robert Lowry(1826-1899)
tune: クエーカー教派(フレンド派)、もしくはシェイカー教派の伝承曲と伝えられる。なお、クエーカー派はイングランド発祥、シェイカー派はフランス発祥のプロテスタントの一派。名前は似ているが教義・禁欲対象等が異なる。

アメリカ発祥の比較的新しい聖歌だが、礼拝で積極的に使われるようになったのは1960年代にピート・シーガー(「花はどこへ行った」で有名なシンガー)にとりあげられてから。この他、エンヤによるキリスト教的な歌詞をいくつか修正したバージョンもある。

The St Philips Boy's Choir
収録アルバム: Angel Voices [Clean]

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by CockRobin96 | 2018-02-03 10:33 | Trackback | Comments(0)

House Of The Risin' Sun《朝日のあたる家》Bob Dylan


There is a house in New Orleans
They call the Rising Sun
It's been the ruin of many a-poor girl
And me, oh God, I'm one
その家はニュー・オーリンズにあって*1
「日の出館」と呼ばれてる
そこはたくさんの哀れな娘が身を持ち崩したところ
そしてあたしも、ああ神様、そのひとりなの

My mother was a tailor
She sewed my new blue jeans
My sweetheart was a gambler
Down in New Orleans
あたしの母さんは仕立て屋だった
あたしに新しい青い作業着を縫ってくれた*2
あたしの愛しい人はギャンブラーで
ニュー・オーリンズにいりびたり

Now the only thing a gambler needs
Is a suitcase and a trunk
And the only time he's satisfied
Is when he's on a drunk
ギャンブラーに必要なものはたったこれだけ
スーツケースひとつにトランクひとつ
彼が満たされるときは
お酒におぼれているときだけ

He fills his glasses up to the brim
And he'll pass the cards around
And the only pleasure he gets out of life
Is ramblin' from town to town
グラスのふちまで酒を満たし
つぎからつぎへとカードをめくる
こんな生活から抜け出すことが唯一の望み
街から街へと流れていく暮らしから

Oh tell my baby sister
Not to do what I have done
But shun that house in New Orleans
They call the Rising Sun
ああ、妹ちゃんに話してやって
あたしがしでかしたようにしちゃいけないと
ニュー・オーリンズのあの家には近づいちゃダメ
「日の出館」と呼ばれるところには

Well it's one foot on the platform
The other foot on the train
I'm goin' back to New Orleans
To wear that ball and chain
あたしの片足は駅のホームに
もう片足は列車に
ニュー・オーリンズへ戻らなくちゃ
鉄球と鎖につながれるために

I'm a goin' back to New Orleans
My race is almost run
I'm goin' back to end my life
Down in the Rising Sun
ニュー・オーリンズへ戻らなくちゃ
あたしの道のりはもう終わりにきてる*3
あの暮らしに戻らなくちゃ
「日の出館」に身を沈めて

There is a house in New Orleans
They call the Rising Sun
It's been the ruin of many a-poor girl
And me, oh God, I'm one
その家はニュー・オーリンズにあって
「日の出館」と呼ばれてる
そこはたくさんの哀れな娘が身を持ち崩したところ
そしてあたしも、ああ神様、そのひとりなの

*1 ニュー・オーリンズはアメリカはルイジアナ州の最大の都市。オーリンズという地名はオルレアンに由来し、当初はフランス領だった。ジャズ発祥の地であり、観光地として名高い一方で、海抜の低さとハリケーンによる水害を毎年のように被っている。あと治安の悪い地域もあるので観光の際はお気をつけて。
*2 ブルージーンズは「ブルーのデニム生地で作ったズボン」を指す。現在は日常のオシャレ服となっているが、19世紀頃のアメリカでは作業着扱い。おっかさんは肉体労働者として働きに出る娘のために作業着を作ってくれたわけであるが、娘が苦界入りしたのちは着られなくなったと思われる。
参考:写真で見るジーンズの歴史


*3 英国の詩人Alaric Alexander Watts (1797–1864) の作品に、「My race is almost run, my days are nearly done,...(わが道のりはもう終わりに来ている、わが日々はもはや終わりに来ている…)」で始まる詩がある。

text & tune: アメリカ民謡。最古の録音は1933年。

The Risin' Sunは「朝日楼」とも訳される。「楼」は日本の遊郭などで「〇〇店」みたいに使われる(角海老楼とか夕霧楼とか)。娼婦となった女性が半生を懺悔するという内容の歌詞だが、イギリスのロックバンド「アニマルズ」による主人公を少年にしたバージョンの方が知られるようになった。この場合、「日の出館」は少年院とも解釈される。
ずっと閉じ込められているわけではなく、里帰りもできるらしい…

参考:いろんな人が歌う「朝日のあたる家」

ボブ・ディラン
収録アルバム: ボブ・ディラン





第2回プラチナブロガーコンテスト
自由部門


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by CockRobin96 | 2018-01-16 12:30 | Trackback | Comments(0)

I Believe In Springtime《春を信じて》


I believe in springtime:
fresh and new and bright;
I believe in morning dew
and shining morning light.
I believe in sunbeams,
melting all the snow;
And I believe when winter's done
The streams will run and rivers flow.
I believe in eagles soaring up so high;
I believe in trees and mountains
reaching to the sky.
春を信じてる、
みずみずしく、新しく、まばゆい春を。
朝露を信じてる、
輝ける朝の光も。
日光を信じてる、
雪を全て溶かす日光を。
わたしは信じる、冬が終わるころ
小川が流れ出し、大河を溢れさせることを。
鷲たちが高く舞い上がるのを信じ、
木々や山々が空にまで届くのを信じてる。

I believe in green things;
all the gifts of earth;
Growing up from tiny seeds
that spring has brought to birth.
I believe in summer;
I believe in fall.
But most of all I believe in God,
Who made it and blessed it all.
緑を信じてる、
大地からの贈り物すべてを。
小さな種から生い育つ、
それは春がもたらすもの。
夏を信じ、
秋を信じてる。
でも何にもまして神さまを信じてる、
万物を造られ、祝福されるお方を。

I believe in people,
living all as one;
Sharing all their songs and laughter,
happiness and fun;
I believe in friendship;
taking time to care;
And feeling sure of someone else,
And someone feeling glad you're there.
Then I start to wonder how it all might be
If the world could live together
just like you and me.
人を信じてる、
生きとし生けるものはみなひとつだと。
歌と笑いを分かち合い、
幸福と楽しみを分かち合っている。
友情を信じてる、
深く思いやることを。
誰かを深く想うこと、
あなたがいるだけで喜ぶ誰かがいることを。
そしてわたしはどうしたらそうなるかを思いめぐらす、
もしも世界中が手をとりあって生きることができたならと、
あなたやわたしみたいに。

I believe in hoping;
I believe in prayer;
I believe in trying hard
and learning how to share.
I believe in dreaming;
and, when dreams are through,
Then I believe in trusting God
To help me make dreams come true.
希望を信じてる。
祈りを信じてる。
努力を信じてる、
分かち合いを学ぶことを。
夢を信じてる、
そして夢がかなう瞬間も。
それから神さまを信じてる、
夢が実現するようにわたしを助けてくれることを。

text & tune: John Rutter (1945- )

ロビンは冬のほうが好きなので春がくるとがっかりするタイプです。

Cambridge Singers
収録アルバム: Rutter: Te Deum and Other Church Music




第2回プラチナブロガーコンテスト


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by CockRobin96 | 2018-01-12 22:49 | Trackback | Comments(0)

The Monkey's Uncle《お猿のおじさん》


*Uh, huh,
 She loves the monkey's uncle,
 Yeah, yeah,
 She loves the monkey's uncle,
 Whoa, whoa,
 She loves the monkey's uncle,
 And the monkey's uncle's ape for me!
*(アー、ハー)
 あの娘はお猿のおじさんが大好き、*1
 (イエア、イエア)
 あの娘はお猿のおじさんが大好き、
 (ウォウ、ウォウ)
 あの娘はお猿のおじさんが大好き、
 お猿のおじさんのお猿が欲しいの!*2

I don't care what the whole world thinks!
(She loves the monkey's uncle!)
Call us a couple of "missing links",
(She loves the monkey's uncle!)
世界中がどう思ったってかまいやしないわ
(あの娘はお猿のおじさんが大好き!)
わたしたちを「ミッシング・リンクのカップル」と呼んでね*3
(あの娘はお猿のおじさんが大好き!)

Love all these monkeyshines,
Every day is Valentine's,
I love the monkey's uncle,
And the monkey's uncle's ape for me!
(Ape for me!)
お猿のどんないたずらも愛せるの*4
毎日がバレンタイン・デイ
わたしはお猿のおじさんが大好き
お猿のおじさんのお猿が欲しいの!

*Refrain
*繰り返し

This in my heart jumps like a clown
(She loves the monkey's uncle!)
Feels like the circus just came to town!
(She loves the monkey's uncle!)
心がピエロみたいに跳ね回る
(あの娘はお猿のおじさんが大好き!)
町にサーカスがやってきたときみたいな感じなの
(あの娘はお猿のおじさんが大好き!)

I live in a "jungle gym",
In order to be with him
I love the monkey's uncle,
And I wish I were the monkey's aunt!
(Monkey's aunt!)
ジャングル・ジムにだって住むわ
彼といっしょになるためなら
わたしはお猿のおじさんが大好き、
「お猿のおばさん」になりたいの
(お猿のおばさんに!)

(Whoa whoa whoa whoa whoa)
On the day he marries me
What a nutty family tree!
A bride!
A groom!
A chimpanzee!
彼と結婚した日には
なんてへんてこな家系図かしら!
花嫁と
花婿と
チンパンジー!

Let them say he's the booby prize!
(She loves the monkey's uncle!)
He is the guy I idolize!
(She loves the monkey's uncle!)
「あいつは残念な奴だ」なんて言わせておけばいいの
(あの娘はお猿のおじさんが大好き!)
彼こそはわたしの心酔するナイスガイ
(あの娘はお猿のおじさんが大好き!)

Love all those monkeyshines,
Every day is Valentine's,
I love the monkey's uncle,
And the monkey's uncle's ape for me!
(Ape for me!)
お猿のどんないたずらも愛せるの
毎日がバレンタイン・デイ
わたしはお猿のおじさんが大好き
お猿のおじさんのお猿が欲しいの!

Uh, huh,
She (I) loves (love) the monkey's uncle,
Yeah, yeah,
She (I) loves (love) the monkey's uncle,
Whoa, whoa,
She (I) loves (love) the monkey's uncle,
And I'm mad about his chimpanzee!
(アー、ハー)
あの娘は(わたしは)お猿のおじさんが大好き、
(イエア、イエア)
あの娘は(わたしは)お猿のおじさんが大好き、
(ウォウ、ウォウ)
あの娘は(わたしは)お猿のおじさんが大好き、
わたしは彼のチンパンジーに首ったけ!

*1 「I'll be a monkey's uncle=お猿のおじさんになる」で、「とんでもない目にあう」「(思いがけない目にあわされて)なんてこったい」という意味。この場合は同タイトルの映画の主人公の青年がチンパンジーを飼っていることから。
*2 両方とも「お猿」としたが、厳密にはmonkeyとapeは区別される。monkeyはしっぽの長い小型の猿、apeはしっぽのない大型の猿、特に類人猿。ただし、*3から連想して「お猿のおじさんと結婚して類人猿の子供が欲しい」と読めなくもない。
*3 ミッシングリンクとは、二種の生物の間に進化があったと考えられるが、その中間となるべき生物が発見されていない状態。たとえば、爬虫類から亀へ進化するあいだにはミッシングリンクがあると言える。「猿のおじさんは猿だから、猿と人間が結婚したら類人猿が生まれる」とも読める。
*4 monkeyshineはインチキ、いたずらなどのこと。

text & tune: Sherman兄弟 「メリー・ポピンズ」「イッツ・ア・スモールワールド」を始めとして、ディズニーに数多くの曲を提供した。兄はRobert Bernard Sherman(1925-2012)、弟はRichard Morton Sherman(1928-)。

知る人ぞ知る初期のディズニーアイドル、アネット・ファニセロが出演したコメディー映画のタイトルソング。チンパンジーを飼う発明家の大学生とその恋人、そして発明品をめぐるドタバタコメディらしい…のだが、日本では未公開。

往年の名作猫漫画「ガーフィールド」の初期に、このアネットに言及したエピソードがある。アネットが出演した映画は、ビキニとか着たりして結構お色気が売りのものが多い。



Annette
収録アルバム: Confectioner's

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by CockRobin96 | 2018-01-05 16:19 | Trackback | Comments(0)

Battle Announce《バトル時アナウンス》Cuphead



Boss fight start [ボス戦スタート時]
*ランダムに組み合わせてアナウンスされる模様。

(Ready?)
(準備はいいか?)


Here's a real high-class bout!
これはワンランク上のひと勝負だ!

A brawl is surely brewing!
この騒ぎは必ずや一波乱あるぞ!

A great slam and then some!
ただの大ゲンカじゃないぞ!

Good day for a swell battle!
最高のバトルにはもってこいの日だ!

This match will get red hot!
この対決は白熱必至だ!

(Wallop!)
(ぶちかませ!)


Now go!
それ行け!

You're up!
君のターンだ!

Here goes!
さあ行くぞ!

And begin!
始まるぞ!

It's on!
戦闘開始!

Stage completion[ステージクリア]
Knockout! (Boss defeated)
ノックアウト!(ボス撃破時)

Bravo! (Run 'n Gun Stage cleared)
ブラボー!(ラン&ガンステージクリア時)

Victory! (Mausoleum cleared)
大勝利!(霊廟クリア時)

Mausoleum[霊廟戦]
Here comes a spooky bunch!
おっかない連中が来るぞ!

The ghouls are out tonight!
今夜は死霊どもが出てくるぞ!

You failed!
失敗だ!

*霊廟戦のアナウンスは最初なかったが、アップデート後追加。


KRISTOFER MADDIGAN
収録アルバム:CUPHEAD (SOUNDTRACK) [4LP] [12 inch Analog]
(在庫切れ)


Cuphead (Original Soundtrack)
Kristofer Maddigan

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by CockRobin96 | 2017-12-25 22:53 | Trackback | Comments(0)