Die House(Mr. King Dice Theme)《ダイ・ハウス(ミスター・キング・ダイスのテーマ)》Cuphead


King Dice戦プレイ動画

I'm Mr. King Dice,
I'm the game'st in the land,
I never play nice,
I'm the devil's right hand man.
わたしこそはミスター・キング・ダイス、
わたしこそはこの国一番のゲーマー*1
手加減など決してしない、*2
わたしこそはデビルの右腕たる男

I can't let you past,
cause you ain't done everything,
bring me those contracts,
come on bring em' to the king.
君たちを通すことはできないよ、
君たちは全部済ませてないじゃないか
奴らの契約書を持って来たまえ
このキングのところへ持ってきたまえ*3

If you haven't finished your task,
haven't worked assiduously,
No, I cannot let you past,
Don't you mess with me!
君たちが任務をこなせないならば、
根気よく働き続けられないならば、
君たちを通してやることはできないよ
わたしの邪魔をしちゃいけないよ!*4

*Don't mess with King Dice,
(Don't mess with King Dice)
Don't mess with me
(Don't mess with him)
Don't mess with King Dice
(Don't Mess with King Dice)
Don't mess with me!
*キング・ダイスの邪魔をするな
(キング・ダイスの邪魔をするな)
わたしの邪魔をしちゃいけないよ!
(彼の邪魔をしちゃいけないよ!)
キング・ダイスの邪魔をするな
(キング・ダイスの邪魔をするな)
わたしの邪魔をしちゃいけないよ!

I'm Mr. King Dice,
Heed just what I say,
The Devil has his price!
And I'll make sure you pay!
I don't have time to mess round,
And I hope you will agree,
Bring me those contracts,
PRONTO!
Don't you mess with me!
*Refrain
わたしこそはミスター・キング・ダイス、
わたしの言うことをよくお聞き、
デビルとの取り引きは高くつく!*5
そしてわたしは君たちにきっと支払わせる!
わたしにぼさっとしてるヒマはないんだ、*6
君たちは承知してくれるだろうね、
奴らの契約書を持って来たまえ、
速やかにだ!
わたしの邪魔をしちゃいけないよ!
*繰り返し

*1 game'stは意味不明の単語だが、game/gamer/gamerstという造語かもしれない。なお、gamesterであれば賭博師、ばくち打ちを意味する。
*2 play niceで仲良く遊ぶ、お行儀よく遊ぶという意味。don't play niceは「手加減しない」という意味の慣用句となる。
*3 「em'」は「them」の省略。
*4 「mess」には色んな意味がある。mess with...はめちゃめちゃにする、おせっかいをする、ちょっかいを出すという意味。
*5 有名な英語のことわざに「Every man has his price」というのがあり、「誰にでも価格がつけられる」転じて「誰でも買収できる(賄賂でなんとかなる)」という意味になる。「悪魔でも買収できる」とも読めるわけだが、今回はやたらめったら高くついたわけである。
*6 mess around。ぐずぐずしている、無為に過ごす、ふざけるという意味。mess around with 〜だと、「〜といちゃつく、ふざけあう」という意味になる。というかmessの汎用性高すぎやろ。

text & tune: Kristofer Maddigan カナダ在住のミュージシャン。公式サイトはこちら。

対訳をするという誘惑に勝てなかった。

2017年9月に発売され、人気急上昇中のStudio MDHR謹製ゲーム「Cuphead」の劇中BGM。マイクロソフトストアで2,350 (税込)円、Steamで1,980円にて販売中なり。
かわいらしいカートゥーンな見た目や楽しげなBGMとは裏腹の、鬼畜な難易度とちょっとブラックな世界観が特徴。
ケトル爺さまの言いつけを破ってカジノで遊んだカップヘッドとマグマンの兄弟が、悪魔に騙されて魂をとられそうになる。命乞いを申し込んだ結果、代わりに他の債務者から魂の契約書を取り立ててくるように要求されるというのがゲームの発端。悪魔さん債務者に逃げられすぎではないかという説もある。それとも泳がせていざというときのためにとっておくスタイルだろうか。
Die Houseは「死の家」と「ダイ(サイコロの単数形)」のダブルミーニング。
キング・ダイス氏は発端となった悪魔のカジノの支配人であり、カップマグ兄弟がちゃんと魂の契約書を回収してきているか確認する役目を兼ねている。魂の契約書を全て回収した後、カジノで配下とともにすごろく式の戦いを挑んでくる(→キング・ダイス戦における対訳集)。
モデルはアメリカ音楽史きってのエンターテイナー、キャブ・キャロウェイ(→Minnie the Moocher《ミニー・ザ・ムーチャー》 )。でも首が分離できたり脈絡なく巨大化してるあたり、I'll be glad when you're dead《お前がくたばったら大喜びしてやるぞ》のサッチモもちょっと入ってるかもしれない。

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また、カプコンのゲーム「流星のロックマン3」に登場する「ミスター・キング」もモデルのひとつかもしれない(表向きは恵まれない子供達を支援する慈善家、しかしてその実態は犯罪組織「ディーラー」のヘッドというキャラ)。もともと「Cuphead」自体がロックマンのオマージュでもある。(ロックマンは英語版ではMEGAMAN。パロディとしてMugman君が先に出来て、そのあとにCuphead君が作られた)。
仮想通貨に「King Dice Coin」というのがあるが、関連があるかどうかは知らない。
なお、Bandcampからサウンドトラックが購入できるが(サントラでは8番。ちなみに46番All of Bets are Off!《全てを帳消しに》はインストゥルメンタルバージョン)、PCを使わないとデータをダウンロードできない模様。ペイパルか指定のクレジットカードが必要。あと投げ銭的な機能があって、提示価格よりも多めに金額を設定して作曲者に貢ぐ寄付することもできる。
「おじさん忙しいんだから邪魔しないでね」なのか「おっちゃん怖いひとやねんからナメとったらあかんで」なのか。どちらにも取れる。

担当デザイナーによれば、御年110歳。これは元ネタのキャブ・キャロウェイの2017年時点での年齢と同じ。ゲーム内は1930年代という設定なので、ダイス氏はアラサーくらいということになる。

スチームで20%セールやったときのハイディホーおじさん公式イラスト

ちなみに歌っているのはAlana Bridgewaterというカナダの女優兼歌手。声だけ抽出して音を下げたのかな?と思ってたら地声だったらしい。しゅごい。



ところで、サイコロには実は雌雄があって、ダイス氏はちゃんと雄のサイコロになっている。なお、関所となってるサイコロハウスは雌。

【悲報】サイコロおじさん、少年につきまとう
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Cuphead Japanese_Translation Index《カップヘッド日本語訳 目次》


KRISTOFER MADDIGAN
収録アルバム:CUPHEAD (SOUNDTRACK) [4LP] [12 inch Analog]
(在庫切れ)


Cuphead (Original Soundtrack)
Kristofer Maddigan

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by CockRobin96 | 2017-10-25 17:12 | Trackback | Comments(0)
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