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Papa Loves Mambo《パパはマンボがお好き》


Papa loves mambo
Mama loves mambo
Look at 'em sway with it
Gettin' so gay with it
Shoutin' "ole" with it
Wow (oh)
パパはマンボが大好き
ママもマンボが大好き
マンボにのってゆらゆらしてるよ
マンボにのってすごく愉快になってる
マンボにのって「オーレ!」って叫んでる
ワオ!(ウー!)

Papa loves mambo
Mama loves mambo
Papa does great with it
Swings like a gate with it
Evens his weight with it,
now
パパはマンボが大好き
ママもマンボが大好き
パパはマンボにのって絶好調
ジャズマンよろしくスウィングしてる*1
あんなにずっしり重いのに
ほら!

*He goes to,
she goes fro
He goes fast,
she goes slow
He goes left
she goes right
Papa's lookin' for mama,
but mama is nowhere in sight
(oh)
*パパが行けば
 ママが来る
 パパが早送りすると
 ママはゆっくり
 パパが左なら
 ママは右へ
 パパはママを探すけど
 ママはどこにも見えない
 (ウー!)

**Papa loves mambo
Mama loves mambo
Havin' their fling again
Younger than spring again
Feelin' that zing again
Wow (oh)
**パパはマンボが大好き
 ママはマンボが大好き
 また手足をフリフリしてる
 まためぐる春よりもっと若々しく
 また気持ちが盛り上がってる

***Papa loves mambo
Mama loves mambo
Don't let her rumba and
don't let her samba 'cause
papa loves a mambo tonight
(oh)
***パパはマンボが大好き
 ママもマンボが大好き
 ママにルンバをさせないで
 ママにサンバもさせないで
 だってパパは今夜ママンボとラブラブ!

*Refrain
*繰り返し

**Refrain
**繰り返し

***Refrain
***繰り返し

*1 gateは普通「門」の意味だが、ジャズ演奏家、ジャズ愛好家、または現代風のチャラ男という意味もある。

text & tune: Al Hoffman(1902-1960 ディズニーアニメ「シンデレラ」の音楽担当でもある)、 Dick Manning(1912–1991)、Bix Reichner(1905-1989)

1954年に発表され、人気曲となった。ペリー・コモのバージョンがよく知られる。パパがマンボ大好きなのは、多分「mambo」の中に「Mom(ママ)」が入ってるから。
スズキ謹製軽自動車「ハスラー」のイメージソングでもあるが、近年ももクロ×アラレちゃんという欲張りセットでコラボして話題になった。なんやこれ。(もともとDrスランプもイメージキャラクターだけど)。


ナット・キング・コール・トリオ
収録アルバム: Too Young - The Best Of Nat King Cole


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by CockRobin96 | 2018-04-21 10:43 | Trackback | Comments(0)

Betty Boop《ベティ・ブープ》


Boop-Oop-A-Doop,
Betty Boop.
Isn't she cute?
We'll introduce this Betty Boop.
ププッピドゥ、*1
ベティ・ブープ!
彼女ってキュートじゃない?
このベティ・ブープをご紹介しましょう!

A poodle dog can go "woof, woof, woof"
like all the doggies do,
But a poodle dog can't Boop-Oop-A-Doop
like Betty Boop can do.
プードル犬は「ワン、ワン、ワン!」と鳴ける
他のワンコたちと同じようにね
でもプードル犬じゃ「ププッピドゥ」はできない
ベティ・ブープみたいにはね

A Jersey cow can go "moo, moo, moo"
all the long day through,
But a Jersey co can't Boop-Oop-A-Doop
like Betty Boop can do.
ジャージー牛は「モー、モー、モー!」と鳴ける
一日中ずっとだってね
でもジャージー牛じゃ「ププッピドゥ」はできない
ベティ・ブープみたいにはね

This girl has got
what that's hot
and really good style of cleaning,
and anytime
and anywhere
you can hear this lady singing.
この娘って
なんてイカしてるんだろう
お掃除がとっても上手で*2
いつでも
どこでも
このご婦人が歌ってるのが聞こえるよ

An auto horn can go "beep, beep, beep"
down the avenue,
But an auto horn can't Boop-Oop-A-Doop
like Betty Boop can do.
車のクラクションは「ブー、ブー、ブー!」と鳴らせる
通りをゆく時には
でも車のクラクションじゃ「ププッピドゥ」はできない
ベティ・ブープみたいにはね

A hot clarinet can go (clarinet sound)
sounding hot and blue,
But a hot clarinet can't Boop-Oop-A-Doop
like Betty Boop can do.
ジャズ・クラリネットはこう鳴らせる(クラリネットの音)
ホットでブルーな響きで
でもジャズ・クラリネットじゃ「ププッピドゥ」はできない
ベティ・ブープみたいにはね

A saxophone can go (saxophone sound)
all the night through,
But a saxophone can't Boop-Oop-A-Doop
like Betty Boop can do.
サクソフォンはこう鳴らせる(サクソフォンの音)
夜通しずっとだって
でもサクソフォンじゃ「ププッピドゥ」はできない
ベティ・ブープみたいにはね

This little Miss
would never miss
a chance for vocal tuning
and anytime
and anywhere
you can hear this lady crooning.
このお嬢ちゃんは
絶対音を外さない
声を合わせる機会があれば
いつでも
どこでも
このご婦人が口ずさんでるのが聞こえるよ

A kettle drum can go "drum noise"
and that's not new to you,
but a kettle drum can't Boop-Oop-A-Doop
like Betty Boop can do.
ティンパニはこんな風に鳴らせる(ティンパニの音)
みんなが聞き慣れた音で
でもティンパニじゃ「ププッピドゥ」はできない
ベティ・ブープみたいにはね

(instrumental solo)
(間奏)

Oh you might of heard tweets go "tweety, tweety, tweet, tweet"
and you might of heard Sam the acchordian man
But, you ain't heard nothing
and you won't hear nothing until you hear
my Betty go Boop-Oop-A-Doop!
さえずりがピーチクパーチク聞こえたかもしれないし
アコーディオン弾きのサムの演奏が聞こえたかもしれない
でも、お楽しみはこれからだ*3
あれを聞くまでは何も聞いたことにならないよ
僕のベティが「ププッピドゥ」とやるまでは!

*1 ベティを象徴するフレーズだが、マリリン・モンローの方がよく知られてるかもしれない。

*2 good styleは「上手」という意味で、スタイルがいいという意味はない。
*3 直訳すると「あなた方はまだ何も聞いていない」。これから聞いたことのないものが聞けるよ、という言い回し。世界初の長編トーキー映画「ジャズ・シンガー」を象徴するセリフとしても知られる。

text & tune: ? 演奏している Phil Spitalny (1890–1970) は、ベティ初のカラー作品「シンデレラ」でレコーディングを担当した人でもある。

フライシャースタジオ謹製にして白黒アニメのセックスシンボル、ベティ・ブープのテーマソング。ちなみにこのテーマが使用されていたのは1932年頃で、全体的にみると意外とそんなに使われてなかったりする。
日本では市川春代が日本語でカバーしたことがある。



Phil Spitalny
収録アルバム: Jazz Classics 1931


日本クリスタルレコード 幻のジャズ・ポピュラー全集 ~1935~(CDのみ)


おまけ



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by CockRobin96 | 2018-04-15 09:31 | Trackback | Comments(0)

This Can't Be Love《恋なんかじゃない》


This can't be love,
because I feel so well,
No sobs, no sorrows, no sighs.
これは恋なんかじゃない
だって僕は気分がいいし、
泣きたくもないし、悲しくもないし、ため息も出ない

This can't be love;
I get no dizzy spells,
My head is not in the skies.
これは恋なんかじゃない
クラクラしてないし、
頭がフワフワもしてない

My heart does not stand still,
just hear it beat.
This is too sweet to be love.
僕の心臓は止まったりしてない、
ちゃんと鼓動が聞こえる
これが恋というなら甘ったる過ぎる

This can't be love,
because I feel so well,
But still I love to look in your eyes.
これは君が好きってことじゃない
だって僕は気分がいいから
でも君の瞳を覗き込むのは大好きだよ

text: Lorenz Milton Hart (1895–1943)
tune: Richard Charles Rodgers (1902–1979)

元来は、シェイクスピアの「間違いの喜劇」を原案としたミュージカル映画「The Boys from Syracuse(シラクスの少年たち)」の劇中歌。1938年に公開されてからたちまちヒット曲となり、数多くの歌手にカバーされている。
個人的にはパット・モランのバージョンが好き。

ナット・キング・コール
収録アルバム: THE WORLD OF Nat King Cole


Pat Moran, Beverly Kelly & John Doling
収録アルバム: Essential Jazz Masters

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by CockRobin96 | 2018-03-21 10:27 | Trackback | Comments(0)

Skokiaan《スコーキエン》


Skoki-Skoki, Skoki-oki-aan
Okey-Dokey, anybody can
スコーキ・スコーキ、スコキ・オキ・エン
オーキー・ドーキー、誰でもどうぞ

Ooh, far away in Africa
Happy, happy Africa
They sing a-bing-a-bang-a-bingo
They have a ball and really go
ああ、はるかなるアフリカ
ハピハピなアフリカ
みんながビンガ・バンガ・ビンゴと歌い
みんながすごく楽しめる、行きたがるところ*1

Skokiaan
スコーキエン!

Ooh, Take a trip to Africa
any ship to Africa
Come on along and learn the lingo
Beside a jungle bungalow
さあ、アフリカへでかけよう
アフリカ行きの船も出てる
おいでよ、お国ことばを習おうよ*2
ジャングルのバンガローの横でさ*3

*Hot drums are drumming, the
Hot strings are strumming, and
Warm lips are blissful, they're
Kissful of Skokiaan
*打楽器をホットに叩いて
 弦楽器をホットに奏でて
 優しい女の子たちはとっても楽しげで*4
 スコーキエン味のキスを降らせてくる

Ooh, if you go to Africa
Happy, happy, Africa
You live along like a king-o
Right in the jungle bungalo
さあ、アフリカへ行ったなら
ハピハピなアフリカで
王様みたいに暮らせるよ
ジャングルのバンガローの中で

Skoki-Skoki, Skoki-oki-aan
Okey-Dokey, anybody can
Skoki-Skoki, man, oh man, oh man
You sing a-bing-a-bang-a-bingo
In hokey-pokey Skokiaan
スコーキ・スコーキ、スコキ・オキ・エン
オーキー・ドーキー、誰でもどうぞ
スコーキー・スコーキー、あーこりゃこりゃ*6
みんながビンガ・バンガ・ビンゴと歌ってる
チチンプイプイのスコーキエンの魔法で*6

*1 have a ballで「すっごく楽しむ」。ballは大舞踏会、転じてとっても楽しい時間という意味がある。
*2 lingoは専門用語、転じてヘンテコ言葉という意味がある。
*3 バンガローは平屋建てのウッドデッキ付き木造家屋。掘っ立て小屋では決してなく、むしろ小ぎれいなホテルのイメージ。
*4 情熱的な女性を意味するhot lipsという言葉があり、warm lipsはその変形。
*5 「oh man!」「oh boy!」は「おおー!」とか「あっちゃー!」「やっちまったなあ!」というときに使われる。女性でも使う。また、いい時にも悪い時にも使える。
*6 hokey-pokeyはhocus-pocusの変形。「ちちんぷいぷい」的なインチキ呪文。

text: August August Musarurwa(?-1968) tune: Tom Glazer(1914-2003) ロシア系アメリカ人で、シンガーソングライター。

「スコーキエン」とはトウモロコシから作られた自家製のお酒(というか密造酒)。当時やたらと作られた「アフリカっぽい」曲の一つで、歌詞の中の地理はメチャクチャ。

ルイ・アームストロング
収録アルバム: What a Wonderful World

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by CockRobin96 | 2018-03-14 15:32 | Trackback | Comments(0)

In the Bulb There is a Flower(A Hymn of Promise)《球根の中には(約束の聖歌)》



Golden Gate Boys Choir & Bellringers, Steven Meyer
収録アルバム: International Choirs in the Cologne Dom


In the bulb there is a flower;
in the seed, an apple tree;
In cocoons, a hidden promise:
butterflies will soon be free!
In the cold and snow of winter
there’s a spring that waits to be,
Unrevealed until its season,
something God alone can see.
球根の中には、花があり
種の中には、りんごの木がある。
さなぎの中には、約束が隠されている、
蝶がもうすぐ解き放たれるという!
冬の寒さや雪の中で
春がじっと待って
自分の季節になるまで秘められている。
神さまだけがご存知のこと。

There’s a song in every silence,
seeking word and melody;
There’s a dawn in every darkness,
bringing hope to you and me.
From the past will come the future;
what it holds, a mystery,
Unrevealed until its season,
something God alone can see.
全ての沈黙の中に歌があり、
言葉やメロディを欲しがっている。
全ての闇の中に夜明けがあり、
あなたやわたしに希望をもたらす。
過去から未来はやってくるもの、
それは神秘を抱え込んで、
自分の時が来るまで秘められている。
神さまだけがご存知のこと。

In our end is our beginning;
in our time, infinity;
In our doubt there is believing;
in our life, eternity,
In our death, a resurrection;
at the last, a victory,
Unrevealed until its season,
something God alone can see.
わたしたちの臨終にこそ始まりがあり、
わたしたちの時間にこそ、無限がある。
わたしたちの疑惑の中にこそ信仰があり、
わたしたちの生命の中にこそ、永遠がある。
わたしたちの死の中にこそ、復活があり
ついには、勝利がやってくる、
その時が来るまで秘められているものが。
神さまだけがご存知のこと。

text & tune: Natalie Allyn Wakeley Sleeth(1930-1992)

スリースはアメリカの女流音楽家。癌を診断された宗教哲学者の夫スリース教授に捧げられ、アメリカとカナダで人気の聖歌となった。

球根の中には 花が秘められ
さなぎの中から いのちはばたく
寒い冬の中 春はめざめる
その日 その時を ただ神が知る

沈黙はやがて 歌に変えられ
深い闇の中 夜明け近づく
過ぎ去った時が 未来をひらく
その日 その時を ただ神が知る

いのちの終わりは いのちの始め
おそれは信仰に 死は復活に
ついに変えられる 永遠の朝
その日 その時を ただ神が知る


日本語版はアマゾンにはなかったので教文館でご購入あそばせ



おまけ:同窓のよしみで

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by CockRobin96 | 2018-03-11 09:50 | Trackback | Comments(0)

Now Let Us All Praise God and Sing《今ぞ我らこぞりて神を讃えて歌え》


Now let us all praise God and sing
Our great Redeemer's praise;
That we may all with one accord
Our joyful voices raise.
Sing Alleluia, Sing Alleluia!
今ぞ我らこぞりて神を讃えて歌え、
偉大なるあがない主のほまれを。
我らひとつとなりて*1
歓喜の声をあげよ。
歌え、アレルヤ、アレルヤと。

All ye servants of the Lord,
Praise Him forever.
Sing Jehovah's mighty pow'r,
Praise Him forever.
Sing of His righteousness,
Praise Him forever.
主のしもべらよこぞりて、
主をとこしえに讃えよ。
ヤハウェの大能を歌い、
主をとこしえに讃えよ。
主の正義を歌い、
主をとこしえに讃えよ。

So let us all prase God and sing,
Our great Redeemer's praise;
That we may all with one accord
Our joyful voices raise.
Sing Alleluia, Sing Alleluia!
かくて我らこぞりて神を讃えて歌え、
偉大なるあがない主のほまれを。
我らひとつとなりて
歓喜の声をあげよ。
歌え、アレルヤ、アレルヤと。

*1 with one accord=一斉に、心(声を合わせて)。

text & tune: Gordon Young(1919 - 1998) アメリカ出身のオルガン奏者兼作曲家。

Christelijk Regionaal Koor "Voices" & Jan Quintis Zwart
収録アルバム: Take My Voice

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by CockRobin96 | 2018-03-05 17:50 | Trackback | Comments(0)

Ghost Of Stephen Foster《スティーヴン・フォスターの亡霊》


Met the Ghost of Stephen Foster at the Hotel Paradise
This is what I told him as I gazed into his eyes
Rooms were made for carpets
Towers made for spires
Ships were made for cannonade fire off from inside them
ホテル・パラダイスでスティーヴン・フォスターの亡霊に出会った*1
僕は彼にこう言ってやった、彼の目をじっと見つめながら
部屋はカーペットを敷くためにあるし
塔はとんがり屋根をつけるためにあるし
船はその横っ腹から連射砲撃するためにあるんだ

*Gwine to run all night,
 gwine to run all day
Camptown ladies never sang all the doo dah day
no, no, no
*一晩中駆け続け、*2
 一日中駆け続ける、
 テント村の女たちはもう「オー、ドゥーダーデイ」と歌わない*3
 もうないんだ

Met the Ghost of Stephen Foster at the Hotel Paradise
This is what I told him as I gazed into his eyes
Ships were made for sinking
Whiskey made for drinking
If we were made of cellophane
We'd all get stinking drunk quite faster
ホテル・パラダイスでスティーヴン・フォスターの亡霊に出会った
僕は彼にこう言ってやった、彼の目をじっと見つめながら
船は沈没するようにできてるし
ウィスキーは飲まれるためにできてる
もしも僕らがセロファン製なら
もっとずっと早く泥酔できるだろうね

*Refrain
*繰り返し

*1 アメリカ音楽の父と呼ばれたフォスターStephen Collins Foster(1826-1864)その人。裕福な家庭に生まれ、幼児期から音楽の才能を開花させていたが、両親と兄(蒸気船海運会社の経営者で、フォスターも一時期勤めていた)の死後困窮に陥る(当時は著作権が整備されておらず、曲を売ったらそれっきりになってしまう)。次第に酒に溺れるようになり、37歳でホテル滞在中に昏倒し、洗面台に頭を強打したこととその破片が頚動脈を切ったことで死亡してしまう。
*2 Gwine to Run All NightまたはCamptown Racesは、日本では「草競馬」というタイトルで知られるフォスターの曲。gwineは口語で「going」のこと。
*3 camptown(テント村)は、開拓時代に鉄道会社などが出稼ぎ労働者のために一次的に設営するキャンプ場。

text & tune: Andrew Bird, James Mathus

The Squirrel Nut Zippersはアメリカ・ノースカロライナのジャズバンド。Nut Zipperはかつて出回った密造酒の一種。酔っ払いが木に登ったという記事の見出しから取ったとも。またキャラメル菓子の名前でもある。
PVは明らかに1930年代のカートゥーンのパロディとなっている。特に冒頭の実写は、ベティ・ブープとキャブ・キャロウェイがコラボしたアニメで使われた演出。

ちなみに仕掛けの滑り台を滑っていくのは「ビンボーの秘密結社」から。


Squirrel Nut Zippers
収録アルバム: The Best of Squirrel Nut Zippers

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by CockRobin96 | 2018-03-03 10:39 | Trackback | Comments(0)

Steamboat Bill《蒸気船ビル》



Down the Mississippi steamed the Whipper-will,
commanded by that pilot, Mister Steamboat Bill.
The owners gave him orders on the strick Q. T.,
to try and beat the record of the "Robert E. Lee."
Just feed up you fires, let the old smoke roll,
Burn up all your cargo if you run out of coal.
If we don't beat that record, Billy told the mate,
"send mail in care of Peter to the Golden gate."
ミシシッピをシュッシュと進んでいくはホイッパーウィル号、*1
操る操縦士はミスター・蒸気船ビル。
オーナーが彼にきつく命じた指令とは、*2
「ロバート・E・リー」号の記録を破ること。*3
火をおこせ、シケモクども、*4
石炭を切らしたら積み荷はパーだ、*5
記録を破れなかったら、ビルは仲間に言ったもんだ
「聖ペテロ様気付で天国の門まで送り付けちまうぞ!」ってね*6

Steamboat Bill, steaming down the Mississippi,
Steamboat Bill, a mighty man was he.
Steamboat Bill, steaming down the Mississippi,
going to beat the record of the "Robert E. Lee."
蒸気船ビル、ミシシッピをシュッシュとくだる、
蒸気船ビル、すごいやつだよ。
蒸気船ビル、ミシシッピをシュッシュとくだる、
「ロバート・E・リー」号の記録を破るため。

Up then stepped a gambling man from Louisville,
who tried to get a bet against the Whipperwill.
Billy flashed a roll that surely was a bear,
the boiler, it exploded, blew them up in the air.
The gambler said to Billy as they left the wreck,
"I don't know where we're going, but we're neck in neck."
Says Bill to the gambler, "I'll tell you what I'll do,
I will bet another thousand I'll go higher than you."
ここにまかり出たのはルイスヴィル出のばくち打ち、
ホイッパーウィル号の負けに賭けたやつ。
ビリーが皮算用で大枚を貼りこんでると、*7
ボイラーが爆発して、二人を空中に吹き飛ばした。
船の残骸を下に見つつ、ばくち打ちがビルに言う、
「この後どうなるかはわからないけど、俺らは首差ってとこだね」*8
ビルがばくち打ちに言うことには、「どうなるか聞かせてやらあ」
「俺がお前より高く飛ぶ方にもう1000ドル賭けるぜ」

Steamboat Bill, he tore up the Mississippi,
Steamboat Bill, the tide it made him swear.
Steamboat Bill, he tore up the Mississippi,
the explosion of the boiler got him up in the air.
蒸気船ビル、ミシシッピで木っ端みじん、
蒸気船ビル、これは彼の身に確かに起こったこと。*9
蒸気船ビル、ミシシッピで木っ端みじん、
ボイラーの爆発で空中まで舞い上がった。

River's all in mourning now for Steamboat Bill,
no more you'll hear the puffing of the Whipperwill,
There's crape on ev'ry steamboat that plows those streams,
from Memphis right to Natchez down to New Orleans.
The wife of Mister William was at home in bed,
When she got the telegram that Steamboat's dead.
Says she to the children, "Bless each honey lamb,
the next papa that you will have will be a railroad man."
全流域が今や蒸気船ビルのために喪に服す、
ホイッパーウィル号の汽笛ももう聞こえることはない、
川に浮かぶ全ての蒸気船が喪章をつけた、
メンフィスからナッチェズはもちろん、ニュー・オーリンズまでも。
ウィリアム氏の奥さんはベッドの中だった、
蒸気船ビルの死の知らせを受け取ったときは。
奥さんは子供たちに言う、「かわいい子羊ちゃんたち、
次のパパは鉄道マンにするわ」

Steamboat Bill, missing on the Mississippi,
Steamboat Bill, is with an angel band,
Steamboat Bill, missing on the Mississippi,
he's a pilot on the ferry in that Promised Land.
蒸気船ビル、ミシシッピでミッシング(消え去った)、
蒸気船ビル、天使の楽隊と共にゆく、*10
蒸気船ビル、ミシシッピでミッシング、
彼は今や「約束の地」でフェリーの操縦士さ。*11

*1 whipperは「鞭打つ人」、willは「意志」とウィリアム(ビル)の愛称ウィルのダブルミーニング。
*2 Q.T.はquite(全く、まるっきり、とても)の略。
*3 ロバート・E・リーは南北戦争時代の名将。敗軍である南軍側であったが、温和な人柄を慕われ、その名を冠した施設やモニュメントがたくさん作られた。
*4 the old smoke rollの意味はよくわからなかった。もしかすると煙突のことだろうか。
*5 ここもこの訳であってるかどうかちょっとわからない。
*6 ペテロはキリスト教における十二使徒の筆頭。天国の鍵を預かる門番とされる。


*7 flashed a roll=札束をチラ見せする。bearは日本でいうところの「捕らぬ狸の皮」。Don't sell the bearskin before you've caught the bear(熊を捕る前に毛皮を売るな)という諺から。
*8 neck and neckとも。競馬用語。
*9 ここもこの訳であってるかよくわからない。tideは潮の流れ、傾向、風向き。特に人生のクライマックス。swearは神に誓って断言する、または罰当たりなことを言う。
*10 同様の表現が黒人霊歌にある。


*11 約束の地とはもちろん天国のこと。

text & tune: アメリカ民謡

世にも有名な「蒸気船ウィリー」でミッキーが吹く口笛の旋律は、この《蒸気船ビル》のものである。ウィリーもビルもビリーも「ウィリアム」の愛称のひとつ。
当時すでに時代遅れだった蒸気船を皮肉る歌でもあり、喜劇王バスター・キートンが「キートンの蒸気船」で昔気質の父親と軟弱シティーボーイの息子の対比として取り上げている。『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』では、ディズニーの「蒸気船ウィリー」は「キートンの蒸気船」のさらなるパロディであったとしている。
今気づいたけど、一番最初のミッキーって手袋してないんだな。

Arthur Collins
収録アルバム: The King of the Ragtime Singers - The Best of Arthur Collins




おまけ:

スカパー!

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by CockRobin96 | 2018-02-06 21:58 | Trackback | Comments(0)

How Can I Keep From Singing?《歌わずにはいられない》Libera


My life flows on in endless song
Above earth's lamentation
I hear the real though far off hymn
That hails a new creation
わが命は絶え間ない歌の中流れゆく
地の哀歌を覆い尽くして
わたしははるか彼方からでも真実(まこと)の歌を聞く
新たに造られたものを寿ぐ聖歌を

No storm can shake my inmost calm
While to that rock I'm clinging
It sounds an echo in my soul
How can I keep from singing?
どんな嵐もわたしの内なる静けさを乱せない
かの岩にしがみついている限り*1
わたしの魂の中にこだまするその響き
どうして歌わずにいられるだろう?

What though the tempest round me roars
I know the truth, it liveth
What though the darkness round me close
Songs in the night it giveth
嵐がわたしを取り囲み吠え猛るとも
わたしは活ける真実(まこと)を知っている
それは暗闇がわたしを取り囲み閉じ込めても
夜どおし歌を歌いかけてくれるもの

No storm can shake my inmost calm
While to that rock I'm clinging
Since love is Lord of heaven and earth
How can I keep from singing?
どんな嵐もわたしの内なる静けさを乱せない
かの岩にしがみついている限り
天地の主こそ愛であるゆえに
どうして歌わずにいられるだろう?

I lift my eyes, the cloud grows thin
I see the blue above it
And day by day this pathway smoothes
Since first I learned to love it
わたしは目をあげて、雲が切れていき
その向こうに青空があるのを見る
日に日にこの小道はなだらかになる
初めて愛することを知ったその時から

The peace of Christ makes fresh my heart
A fountain ever springing
All things are mine since I am his
How can I keep from singing?
キリストの平安がわたしの心を活かしめる
とこしえに湧き出でる泉
わたしは主のものであるがゆえに万物はわたしのもの
どうして歌わずにいられるだろう?

*1 「主はわたしの岩、砦、逃れ場/わたしの神、大岩、避けどころ/わたしの盾、救いの角、砦の塔。」(詩編18:03)より。神とは、嵐で海などに投げ出されたときにしがみつく大岩の如きものであるとされる。なお、乗ってた船をぶち壊す岩を兼ねていることもある

text: Robert Lowry(1826-1899)
tune: クエーカー教派(フレンド派)、もしくはシェイカー教派の伝承曲と伝えられる。なお、クエーカー派はイングランド発祥、シェイカー派はフランス発祥のプロテスタントの一派。名前は似ているが教義・禁欲対象等が異なる。

アメリカ発祥の比較的新しい聖歌だが、礼拝で積極的に使われるようになったのは1960年代にピート・シーガー(「花はどこへ行った」で有名なシンガー)にとりあげられてから。この他、エンヤによるキリスト教的な歌詞をいくつか修正したバージョンもある。

The St Philips Boy's Choir
収録アルバム: Angel Voices [Clean]

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by CockRobin96 | 2018-02-03 10:33 | Trackback | Comments(0)

House Of The Risin' Sun《朝日のあたる家》Bob Dylan


There is a house in New Orleans
They call the Rising Sun
It's been the ruin of many a-poor girl
And me, oh God, I'm one
その家はニュー・オーリンズにあって*1
「日の出館」と呼ばれてる
そこはたくさんの哀れな娘が身を持ち崩したところ
そしてあたしも、ああ神様、そのひとりなの

My mother was a tailor
She sewed my new blue jeans
My sweetheart was a gambler
Down in New Orleans
あたしの母さんは仕立て屋だった
あたしに新しい青い作業着を縫ってくれた*2
あたしの愛しい人はギャンブラーで
ニュー・オーリンズにいりびたり

Now the only thing a gambler needs
Is a suitcase and a trunk
And the only time he's satisfied
Is when he's on a drunk
ギャンブラーに必要なものはたったこれだけ
スーツケースひとつにトランクひとつ
彼が満たされるときは
お酒におぼれているときだけ

He fills his glasses up to the brim
And he'll pass the cards around
And the only pleasure he gets out of life
Is ramblin' from town to town
グラスのふちまで酒を満たし
つぎからつぎへとカードをめくる
こんな生活から抜け出すことが唯一の望み
街から街へと流れていく暮らしから

Oh tell my baby sister
Not to do what I have done
But shun that house in New Orleans
They call the Rising Sun
ああ、妹ちゃんに話してやって
あたしがしでかしたようにしちゃいけないと
ニュー・オーリンズのあの家には近づいちゃダメ
「日の出館」と呼ばれるところには

Well it's one foot on the platform
The other foot on the train
I'm goin' back to New Orleans
To wear that ball and chain
あたしの片足は駅のホームに
もう片足は列車に
ニュー・オーリンズへ戻らなくちゃ
鉄球と鎖につながれるために

I'm a goin' back to New Orleans
My race is almost run
I'm goin' back to end my life
Down in the Rising Sun
ニュー・オーリンズへ戻らなくちゃ
あたしの道のりはもう終わりにきてる*3
あの暮らしに戻らなくちゃ
「日の出館」に身を沈めて

There is a house in New Orleans
They call the Rising Sun
It's been the ruin of many a-poor girl
And me, oh God, I'm one
その家はニュー・オーリンズにあって
「日の出館」と呼ばれてる
そこはたくさんの哀れな娘が身を持ち崩したところ
そしてあたしも、ああ神様、そのひとりなの

*1 ニュー・オーリンズはアメリカはルイジアナ州の最大の都市。オーリンズという地名はオルレアンに由来し、当初はフランス領だった。ジャズ発祥の地であり、観光地として名高い一方で、海抜の低さとハリケーンによる水害を毎年のように被っている。あと治安の悪い地域もあるので観光の際はお気をつけて。
*2 ブルージーンズは「ブルーのデニム生地で作ったズボン」を指す。現在は日常のオシャレ服となっているが、19世紀頃のアメリカでは作業着扱い。おっかさんは肉体労働者として働きに出る娘のために作業着を作ってくれたわけであるが、娘が苦界入りしたのちは着られなくなったと思われる。
参考:写真で見るジーンズの歴史


*3 英国の詩人Alaric Alexander Watts (1797–1864) の作品に、「My race is almost run, my days are nearly done,...(わが道のりはもう終わりに来ている、わが日々はもはや終わりに来ている…)」で始まる詩がある。

text & tune: アメリカ民謡。最古の録音は1933年。

The Risin' Sunは「朝日楼」とも訳される。「楼」は日本の遊郭などで「〇〇店」みたいに使われる(角海老楼とか夕霧楼とか)。娼婦となった女性が半生を懺悔するという内容の歌詞だが、イギリスのロックバンド「アニマルズ」による主人公を少年にしたバージョンの方が知られるようになった。この場合、「日の出館」は少年院とも解釈される。
ずっと閉じ込められているわけではなく、里帰りもできるらしい…

参考:いろんな人が歌う「朝日のあたる家」

ボブ・ディラン
収録アルバム: ボブ・ディラン





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by CockRobin96 | 2018-01-16 12:30 | Trackback | Comments(0)