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You Signed a Contract《ユー・サインド・ア・コントラクト(お前たちは契約書にサインした)》Fandroid!

(これ全キャラ作るのさすがにめんどくさかったんやろなあ…)

Don’t deal with the devil
悪魔と取り引きするなかれ
A lesson that I learned well
この教訓がよくわかったよ
When I meddled
オレが賭けに手を出したばっかりに
Made a bet and now it’s settled
今は身動きがとれなくなった
Say farewell to Elder Kettle
ケトル爺様にお別れを言おう

I’m on an adventure
オレは冒険の真っ最中
Indentured
契約を交わしてしまった
Fetching debts from sketchy characters
わけのわかんない奴らから債務をかき集めてくるという*1

I’m a kitchen dish
オレは単なる台所の食器
That can dish it out
ガチャガチャうるさい食器だけど*2
Quick, tip me over
さあ早く、オレをひっくり返してみなよ
And pour me out
満杯にしてみろよ
I’m short and stout
チビだけど頑丈だぜ
And I’m rockin’ out
オレは今ノリノリで
And I’m knockin’ out
敵をボコボコにしてる最中
With my pinkie out
オレの小指から出てくるものでな!*3

And I’m counting down
ただ今カウントダウン中
But don’t count me out
ただしオレは抜きで
When you pick me up
みんながオレに気づいたとしても*4
You won’t put me down
オレを叩き潰すなんてできっこない
Got the whole toon town on lock down
アニメ横丁はまるごと厳重封鎖だ*5
And the list goes like this... (oh!)
そしてリストはこんなにずらずらと長い…(うわあ!)

* Grim Matchstick
 カール博士のロボット
 Sally Stageplay
 サリー・ステージプレイ
 Baroness Von Bon Bon
 ヒルダ・バーグ
 Rumor Honeybottoms
 そしてルート・パック
 Goopy Le Grande
 グーピィ・ル・グラン
 Djimmi the Great
 偉大なるジミ
 Beppi the Clown
 道化師ベッピ
 Ribby and Croaks
 リビーとクロークス
 Phantom Express
 カラ・マリア
 Three Mausoleums
 三つの霊廟*6
 Wally Warbles
 ワーナー・ワーマン
 Captain Brineybeard
 塩ひげ船長
 You signed a contract!
 お前たちは契約書にサインしたんだ!

My name is Cuphead
オレの名前はカップヘッド
Fragile, empty-headed, artful-dodger
すぐ壊れる、頭空っぽな、口先三寸の大ウソつき*7
Tricked by easy riches
大金にころりとダマされた
Now I’m picking fights with monsters
ただ今バケモノたちと喧嘩中
Twenty times my size
オレの20倍はある連中と
(Oh snap!)
(あーあ!)

 I’m sorry that I bet it all
 何もかも賭けるんじゃなかった
 I’m sorry that I have to hurt you
 みんなを傷つけることになってごめんよ
 We both signed the dotted line
 二人とも同意しちゃったんだ*8
 Now it’s your soul or mine!
 みんなの魂か、自分のを渡すって!

(At midnight the clock will chime)
(真夜中には時計の鐘が鳴ってしまう)

* Refrain
* 繰り返し

Face to face
立ち向かわなきゃ
With every loss I take
オレが失ったすべてと
I learn the way the bosses change
ボスたちを撃破する方法を覚えなきゃ
But hey
でも待てよ
Two can play at this game!
このゲームは二人プレイできるじゃないか!
Uh-huh
そうだよ
Multiplayer aeroplanes
人数分飛行機があるじゃないか*9
Oh brother, where art thou?
弟よ、汝いずこにありや?*10
(Mugman!)
(マグマーン!)

 I’m sorry that we lost our souls
 何もかも賭けるんじゃなかった
 I’m sorry that I have to hurt you
 みんなを傷つけることになってごめんよ
 We co-signed the dotted line
 連帯で署名しちゃったんだ
 Now It’s your soul and mine
 みんなの魂か、自分のを渡すって!

(sing the chorus one more time)
(もう一回声をそろえて歌おう!)

*Refrain
*繰り返し

My name is Mugman
僕の名前はマグマン
Fragile, empty headed, Cuphead’s brother
すぐ壊れる、頭空っぽな、カップヘッドの弟
Tricked by easy riches
大金にころりとダマされた
Now I’m picking fights with monsters
ただ今バケモノたちと喧嘩中
Twenty times my size
僕の20倍はある連中と
(Oh snap!)
(あーあ!)

 I’m sorry that I bet it all
 何もかも賭けるんじゃなかった
 I’m sorry that I have to hurt you
 みんなを傷つけることになってごめんよ
 We all signed the dotted line
 全面的に同意しちゃったんだ
 Now it’s your soul or mine!
 みんなの魂か、自分のを渡すって!

We signed a contract!
僕らは、契約書にサインしちゃった!

Snake Eyes
大凶の*11
King Dice
キング・ダイス
Deck is stacked, dice are loaded
カードはインチキだし、サイコロはイカサマ*12
Yet I still survive
でもオレはまだ生き延びてる

Don’t deal with the devil
「悪魔と取り引きするなかれ」
A lesson that I learned well
この教訓がよくわかったよ
Still indebted
まだ債務は残ってたけど
So I rebelled
オレは反旗をひるがえした
We descended
オレたちは不意打ちをかけてやったんだ
Made him cry and now it’s settled
デビルを泣かせて、カタを付けた
Say goodbye to that darn devil
残念デビルにさよならを言おう
Swear the story’s not embellished
もう絶対、お話にこれ以上尾ひれはつけるもんか
I’m a dish a bit disheveled
オレはちょっぴり小汚い食器
Relishing the bellows
今はこの歓呼の声を味わってる
From my fellow fiends of Inkwell
インク壺島中の愛すべき悪党どもの
That I let go
オレが解放したみんなの声を
“Hip-hip-Hoorah” echos
ばんざーい!」がこだまする
Turn the page and say
ページをめくってこう言おう
All’s well that ends well!
終わりよければすべてよしってね!

*1 sketchyは「戯画的な」という意味もある。
*2 dish it outは「わめきちらす」「やっつける」「罵詈雑言を浴びせる」という意味がある。
*3 pinkie(pinky)は小指のことだが、ちびっちゃいもの全般も指す。というか下ネタか?
*4 pick upは「つまみあげる」「ひっかける」「つかまえる」などいろんな意味があるが、pick me upなら「景気づけになるもの」「元気にしてくれるもの」という意味もある。
*5 toon townはディズニーランドの一角にあるテーマパークの名でもあり、映画「ロジャー・ラビット」でマンガキャラたちが住む町の名でもある。
*6 霊廟のオバケたちに関しては、成り行きで戦っただけで契約書を回収した描写はない。
*7 artful-dodger(巧みなかわし屋)とはディケンズの『オリバー・ツイスト』に登場したスリ師ジョン・ドーキンスのあだ名。転じて詐欺師、イカサマ野郎そのもの。
*8 直訳で「点線にサインする」。無条件でサインすること。点線は解答欄、署名欄に使われることから。
*9 直訳すると「多人数参加型飛行機」になったんだけど、ちょっとよくわからない。このゲーム最大二人しかプレイできないし飛行機ステージしかないわけじゃないし。
*10 where are youの古い言い方。コーエン兄弟のコメディ映画『オー・ブラザー!』の原題でもあり、さらに1941年に公開されたコメディ映画『サリヴァンの旅』の劇中脚本のタイトルでもある。
*11 サイコロの1の目が出ることであり、Cupheadの冒険の発端でもあるが、転じて「大凶」「不運」も意味する。
*12 stack the deckで「カードを不正に配る」、つまりインチキをする。サイコロに関してはキング・ダイスの勝ち台詞を参照。

text & tune: Fandroid!

ロボボイスが特徴的なFandroid!によるファンミュージック。

PVはmyszka11o氏によるもの。

原画バージョンはこっち。



You Signed a Contract
Fandroid!


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by CockRobin96 | 2018-06-16 15:39 | Trackback | Comments(0)

The Airship《エアシップ(飛行船)》Cuphead

BGMはBandcampサウンドトラックでは45番。今回も対訳ではないので悪しからず。

Coin-Op Bop 《コイン・オプ・バップ》と同じく、サントラには収録されているが実際には使われなかったBGM。エアシップは飛行船のことなので、ヒルダちゃんと関連があったのステージだったのかもしれない。
が、ダウンロードコンテンツとして発表された新作トレーラーにBGMとして使用され、再び日の目をみることになった。
3つの島の霊廟で必殺技を授けてくれてカプマグ兄弟のご先祖説もある伝説の聖杯ことチャリスが少女「ミズ・チャリス」(「ミス」として紹介されているが「ミズ」が正しい。既婚にも未婚にも使える敬称。ついでに言えば彼女は「女神」ではなく「聖霊」。「霊」であり「既婚でも未婚でもありえる」ことが重要)として参戦、新たなる武器やお守り、新ステージ、そして謎のスケスケ塩シェフ(その名も「愉快な」シェフ・ソルトベイカー氏)など、盛りだくさんな内容で乞うご期待だが、マグマンくんの顔芸とアレなジェスチャーに若干話題を持ってかれた。というかいつになったらマグくんを1Pで使えるんや。
2019年に発売予定とのことだが、2014年に発表されて結局発売が2017年になったMDHRのことなので、あまり期待しすぎないようにしよう。
タイトルは「The Delicious Last Course(美味なる最後の一皿。DLCとも略されるが、Downloadable contentと同じ頭文字でもある)」。最後の晩餐といえば…そして伝説の聖杯といえば…



2017年9月に発売されたStudio MDHR謹製ゲーム「Cuphead」のステージタイトル・ボスの勝ちゼリフ等を勝手に日本語訳・解説してみるテスト。
対訳一覧はタグ「Cuphead」からご覧ください。
ご指摘・補足等お待ちしております。

KRISTOFER MADDIGAN
収録アルバム:CUPHEAD (SOUNDTRACK) [4LP] [12 inch Analog]
(在庫切れ)


Cuphead (Original Soundtrack)
Kristofer Maddigan

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by CockRobin96 | 2018-06-13 17:32

Achievements & After Beating The Devil 《実績&クリア後》Cuphead

All of Bets are Off!(全てを帳消しに)をクリアすると、ゲームアカウントでこれまでに解放した実績を見ることができる。
秘密の実績も含むので、ネタバレ注意。

原文とアイコン


Taking Names 
"Defeat a boss"
テイキング・ネームズ:
ボスに勝つ。(相手は誰でもいい)
*kick ass and take namesとも。素行不良者のリストを作る、または断固として対処・処罰するの意。

A Walk in the Park 
"Defeat every boss in Inkwell Isle I"
ウォーク・イン・ザ・パーク(公園でお散歩):
インク壺島1のすべてのボスに勝つ。

A Day at the Fair 
"Defeat every boss in Inkwell Isle II"
デイ・アット・ザ・フェア(縁日での一日):
インク壺島2のすべてのボスに勝つ。

A Trip Downtown 
"Defeat every boss in Inkwell Isle III"
トリップ・ダウンタウン(繁華街小旅行):
インク壺島3のすべてのボスに勝つ。

Casino Night 
"Complete the casino"
カジノ・ナイト(カジノの夜):
カジノをコンプリートする。(ダイスの配下達全員と戦ったあとにダイスに勝つ・配下全員に勝つ必要はない)

Put on a Show 
"Get an S-Rank"
プット・オン・ア・ショウ(お披露目・ショウの開幕):
Sランクを取る。(相手は誰でもいい)

Sheriff 
"Obtain an A-Rank or higher on all bosses in Inkwell Isle I"
シェリフ(保安官):
インク壺島1のすべてのボスからAランクかそれ以上を取る。

Boss 
"Obtain an A-Rank or higher on all bosses in Inkwell Isle II"
ボス(親分):
インク壺島2のすべてのボスからAランクかそれ以上を取る。

Mayor 
"Obtain an A-Rank or higher on all bosses in Inkwell Isle III"
メイヤー(市長):
インク壺島3のすべてのボスからAランクかそれ以上を取る。

King 
"Obtain an A-Rank or higher on all bosses in Inkwell Hell"
キング(王様):
インク壺島地獄のすべてのボスからAランクかそれ以上を取る。(二人しかおらんやんけ)

Magician Lord 
"Obtain all Super Arts"
マジシャン・ロード(大魔法使い):
全ての必殺技を手に入れる。

Butter-and-Egg Man
"Buy everything in Porkrind's Emporium"
バター&エッグマン(お大尽):
ポークリンド商店ですべての商品を買う。
*Butter-and-Egg Manは田舎の実業家、金離れのいい上客という意味がある。

Coffers Full 
"Get every coin in all of the levels"
コファーズ・フル(満杯の貯金箱):
全てのステージでコインをゲットする。

Parry Persistence 
"Complete 20 parries"
パリィ・パーシステンス:
パリィを20回達成。

Parry Performance 
"Complete 100 parries"
パリィ・パフォーマンス:
パリィを100回達成。

Beat the Devil at His Own Game 
"Complete the game on Expert"
ビート・ザ・デビル・アット・ヒズ・オウン・ゲーム(デビルへの逆襲):
エキスパートモードですべてのステージをクリア。
*beat someone at his own game で、相手のお株を奪う、相手の得意の手で逆にやっつけるの意。

Perfect Run 
"Complete a level without getting hit"
パーフェクト・ラン:
ノーダメージでクリア。

Porcelain Power 
"Defeat a boss with a Super Art"
ポーセリン・パワー(磁器の力):
ボスを必殺技で倒す。

Ceramic Strike 
"Defeat a boss with an Extra Special move"
セラミック・ストライク(陶器の一撃):
ボスをエクストラ・ショットで倒す。(濃いめコーヒーのことではない)

Bouncing Ball 
"Parry five times before hitting the ground"
バウンシング・ボール(はずむボール):
五回連続でパリィする。(霊廟3でやるのがおすすめ)

Souls Saved 
"Complete the game on Normal"
ソウルズ・セイヴド(救われた魂):
ゲームをノーマルモードでクリア。(というか要するに普通にゲームクリア)



これより以降は隠し実績。

Swing You Sinner 
"Defeat the Devil"
スウィング・ユー・シナーズ(罪人たちよ踊れ):
デビルを倒す。
*カップヘッドの世界観に多大な影響を与えたフライシャーの短編アニメから。キャグニーの手の動きとか

High Roller 
"Get every coin in the game"
ハイ・ローラー(大ばくち打ち):
ゲーム内ですべてのコインを手に入れる。
*High Rollerは大金を張るギャンブラーの意。金遣いが荒い人。

Pacifist 
"Complete all levels without killing an enemy"
パシフィスト(平和主義者・平和を愛するもの):
すべてのステージで敵を倒さずにクリア。(島3の亀に話しかけると白黒モードが解放される)

Rolling Sixes 
"Defeat King Dice without taking a hit"
ローリング・シックスズ(サイコロの六の目):
キング・ダイスをノーダメージで倒す。(でも被弾したのに取れたのはなんでなんだぜ?HPが3残ってればいいのか?)
*be at sixes and sevensで「混乱した」「めちゃめちゃに取り乱した」という言い回しがあるが、「ハザード」というサイコロゲームから来ているという説がある。

Bravo Zulu P-26 
"Defeat a boss using only the mini-plane bullets"
ブラヴォー・ズールー・P-26:
シューティングステージで、ミニチュアモードのショットだけでボスを倒す。(イージーモードで可)
*Bravo Zuluはもともと海軍用語で「グッジョブ!」的な意味。P-26はボーイング社の戦闘機だが、P-26自体がPea Shooter、つまり「豆鉄砲」という意味がある。
なお、初期設定の攻撃技の名前も「Pea Shooter」。

Cutting Corners 
"Find a shortcut"
カッティング・コーナーズ(近道):
ショートカットを見つける。

Selling Out 
"Give in to the Devil"
セリング・アウト(完売・完敗・悪堕ち):
デビルに契約書を渡す。(バッドエンド

追記:
クリア後、ケトル爺様に話しかけると、以下のセリフに変化している。というか何けしかけてんだジジイ!(byボス一同)
いつも思うけどなんでマグマン君には話しかけてくれへんの?

I'm so proud that you helped save everyone from evil, Cuphead!
If I didn't know better, though, I'd say you're still looking for another scrap!
Well, who am I to stop you from becoming a true expert?
It would be quite an achievement to repeat your triumph over the devil!
お前がみんなを邪悪な力から救い出したことをとても誇りに思っておるぞ、カップヘッド!
じゃが、「まだ喧嘩し足りない」というのではあるまいな?*1
よかろう、わしにはお前が真の達人を目指すのを引き留めることなどできん。*2
デビルに何度でもうち勝ち、実績を完全なものにするのじゃ!

*1 直訳すると、「わたしが物を知らないやつだったら(まあ物を知ってるから「そうじゃないよね」って言ってあげるけど)、お前が喧嘩の種を探し回ってると言うだろう」。I'd say以下の内容を遠回しにおちょくる言い方。「ハリー・ポッターと賢者の石(映画版)」にも同じような表現が出てくるらしい
*2 「who am I to~」で、「わたしには~する権利はない」「~するなんておこがましい」という言い回し。例文↓

ある程度エキスパートモードでクリアしてから話しかける:
On your way to becoming an expert, eh, Cuphead?
Good Lurck, You brave little Cup!!
達人への道を着々と進んでおるな、カップヘッドよ?
がんばるんじゃぞ、勇ましいちびのカップ!!*
*グリム童話「勇ましいちびの仕立て屋」のもじり。

さらに200%クリアすると、以下のセリフに変化する。

I hope you got that out of your system!
Goodness gracious!
I need a nap.
全てを出し尽くせたようで結構じゃ!
いやはや驚いたわい!
わしはひと眠りせんとな。
*get it out of one's systemで「貯めこんでたもの(特に悪いもの)を吐き出す」。
Goodness graciousは「oh my god!」の一種。
びっくりしすぎて疲れたから寝る!ということなのか。
(協力:宮瀬(宮雨)氏:Cupheadエキスパートモードゆっくり解説の人)






2017年9月に発売されたStudio MDHR謹製ゲーム「Cuphead」を勝手に日本語訳・解説してみるテスト。対訳一覧はタグ「Cuphead」からご覧ください。ご指摘・補足等お待ちしております。




KRISTOFER MADDIGAN
収録アルバム:CUPHEAD (SOUNDTRACK) [4LP] [12 inch Analog]
(在庫切れ)


Cuphead (Original Soundtrack)
Kristofer Maddigan

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by CockRobin96 | 2018-03-07 16:03 | Trackback | Comments(0)

CUPHEAD RAP《カップヘッド・ラップ》JT Music


Take a sip of this, I'm an itty bitty Cuphead
ちびちび飲めよ、オレはちびちびカップヘッド*1
One sentence in, I've already made a pun - yep
ぶっちゃけ、オレって語呂合わせで作られたんだよね*2
Picking up steam, wonder why they call me hothead
ただいま売り出し中、なんでか「ホットヘッド」なんて呼ばれる*3
Struck a deal with the devil, now I'm rackin' up debt
悪魔と取引成立して、今は債務返済中
Yes I made a dumb bet, no need to get upset
無謀な賭けをしちまった、でもオロオロすることないさ
I'm a cup of trouble, have you seen my mugshot yet?
オレってトラブル一杯だけど、人相書きはみたことあるかい?*4
Step in front of my finger gun, and you drop dead
オレの指でっぽうの前に出てみな、ぽっくり逝けるぜ
Wallop all your bosses, leave 'em all jobless
ボスキャラどもにぶちかませ、全員無職にしてやれ*5
They'll never stop me from runnin' like a faucet
蛇口を締めるようにはオレを止められっこない
I'm a full cup, don't you ever try to top it
カップは満タン、それ以上はやめとけよ*6
You can never touch this, but you can kick the bucket
お前らはオレに触れもできない、できるのはくたばること*7
I'm meant to be drunk from, but not to be trusted
オレって信用できない酔っ払いだってこと!*7.5

Heads up, hit the deck, Mugman
気をつけろ、伏せろ、マグマン*8
You don't really wanna get your head busted
頭を粉々にぶちまけたいのかよ
I'm a dirty dish, who needs a rough scrubbin'
オレってごしごし洗わなきゃいけない汚い食器だよな
After doing these devilish deeds - GOD DAMN!
この悪魔的な仕事が終わったらな…ガッデム!
I'll stop this train even if it's haunted
幽霊列車だって止めてやる
"Where's my ship?" Sorry just sunk it
「俺の船は?」ごめん今沈没したわ
Hopping like a frog, duck and dodge your punches
カエルみたいに跳ねて、お前らのパンチをかわす*9
Won't shed a single tear when I'm choppin' onions
刻んだタマネギしみても涙こらえて*10
Spent all your breath huffin' and puffin'
話し合いなんて無駄無駄*11
Just to get dumped on by a cup for nothin'
役立たずのカップなんてグシャッと潰されちまう*12
Unless all you wanna end up dead
お前ら全員が死ぬまで終わらないぜ
You do not mess with a Cuphead, 'nuff said
お前らカップヘッドの邪魔をするな、つってんだろ*13

Do not mess with a Cuphead, 'nuff said
カップヘッドの邪魔をするな、つってんだ!

*You'll never catch me cryin' over milk I spilled
*開き直ったオレを捕まえられっこない*14
 My head ain't empty, but who knows with what it's filled?
 オレは頭空っぽじゃないけど、何が入ってるか誰も知らない
 I took that devilish gamble
 魔性の博打を打っちまった
 Nothing that a Cuphead couldn't handle
 カップヘッドを止めるものは何もない
 And now it's time to foot the bibbadibibitty-bill
 ビビディバビディブー、お会計の時間だ!*15

Any line that you happen to draw
お前らが描こうとしてる線と
Is a line I'll be stepping across
オレが一線超えるのは同じこと*16
Trapped in a world lacking any natural laws
自然の法則無視の世界に閉じ込められちまった
Have you had your coffee yet? Cuz I'm off of the walls
もうコーヒーは飲んだかい? だってオレって普通じゃない*17
My demons need some exorcise
悪魔には悪魔祓いが必要だ*18
A little caffeine oughtta get 'em energized
ちょっぴりカフェインで元気をつけなきゃ
Will we ever get to heaven when we die?
オレたちが死んだら果たして天国行きか?
Can't get any worse, we already bet our lives
これ以上の最悪なんてありえない、生き延びる方に賭けちまったあとだ

Forget fairy tales, they're fizzin out
おとぎ話なんて忘れちまえ、絶滅寸前のやつらなんか*19
I'd like to pick a fight with that prick, Mickey Mouse
ボコボコにしてやんよ、ミッキーマウス、*20
I'll kick his ass then I'll knock Walt Disney out
お前のケツを蹴飛ばして、ウォルト・ディズニーだってノックアウトしてやる
I'll leave 'em with a taste of toxic in their mouth (No!)
奴らの口(マウス)にお毒味させてやるぜ(ヤメテ!)

My hand's been dealt, it's a bad draw though
自分で掴んだ手札だけど、大凶だった*21
I'll go all in when the rest all fold
全面降伏する方に全賭けしちまいたい*22
Look's like I'm on the last straw so
オレってもうダウン寸前かも*23
Better tell the devil th-that th-that's all folks!
デビルに「もうオシマイ」って言うほうがマシだ!*24

Come see what we been brewin'
見てろよ、オレたちがどう引っ掻き回すか
Something to keep ya movin'
お前らを四六時中引きずり回して
Must be the beat I'm boomin'
ぶん回してぶちのめしてやる
Hit me with that funky music
オレに当ててみな、ジャズのBGMに合わせて
How do we keep on groovin'?
どうしてハイテンションでいられるかって?
Once could say we been juicin'
言えるのはオレたちが今ギリギリで*25
Beepin' boopin', looney toonin'
うるさくてイカれたマンガキャラだってこと*26
Time for you to face the music
おしおきの時間だぜ!*27

*Refrain
*くりかえし

I feel like the Holy Grail
できる気がしないよ女神様*28
Just hope I don't go to Hell
オレはただ地獄に行きたくないだけ
If so that won't go so well
あんまりうまくいってないけど
I've been bad, but no one tell
オレって悪党だけど、誰もそうは言わない
I'm much more than just a cup
オレは単なるカップ以上の何か
Raise a toast and pick me up
乾杯して景気づけしようぜ*29
Pour one more and drink it up, but don't choke
もう一杯飲み干せよ、ビビんじゃねーぞ*30

Cuz I'm not the kinda cup you should be chugging from
オレはお前らがゴクゴク飲むのに使うようなカップじゃないからな
I'll get the jump on ya when I run and gun
走ったり撃ったりでお前らを飛び越えてやるぜ
Working for Lucifer is a ton of fun
魔王様のために働くのは最高に楽しいよな*31
"You two, do my bidding" done and done
「貴様ら二杯、俺様の命令に従え!」ってもうとっくにやってるよ!*32

I'm a jazzy chap who'll leave you razzle-dazzled
オレは誰でもはちゃめちゃにしちまうジャズ野郎
After I whoop and wallop your ass in battle
バトルじゃ雄たけびあげてお前らのケツをぶちかます
When I'm stuck up shit's creek without a paddle
絶体絶命の状況だけど*33
And just imagine, the glass is half full
ポジティブシンキングで考えようぜ*34

*Refrain
*くりかえし

*1 itty-bittyは幼児語で「ちびっちゃい、ちょっぴり」。itsy-bitsy、eensy-weensyと同意。
*3 pick up steamで蒸気圧をあげてスピードを増すことだが、「Steamでピックアップされた」とも読める。hot headは短気な人、すぐ頭に血がのぼる奴のこと。カップくんにぴったりなあだ名やな!
*4 mug-shotは犯罪者の上半身写真。正面と横顔を写したアレ。
*5 この意味であってるのかよくわからない。leave a jobで「離職する」という意味だが。
*6 to top it all offで「なおその上に、挙句の果てに」。満杯のカップにさらに入れようとするとこぼれるからやめとけ、ということでもある。
*7 kick the bucketは直訳すると「バケツを蹴る」だが、「くたばる」のぞんざいな表現。首を吊るときに踏み台にしたバケツを蹴飛ばすことになるから、という説がある…。
*7.5 カップ君はオフィシャルトレーラーで頭に密造酒をぶっこむ描写があるせいか、二次創作でアル中化してることがある
*8 heads upは注意しろ、気をつけろという言い回し。うつむいたままだと危険に気づかないから。hit the deckは「甲板を叩く」が語源で、「バッと伏せる」という意味の他、「起床する」「次の行動に備えて準備する」という意味がある。
*9 duckもdodgeもひょいとかがんで避けること。アヒルがちょいと水に潜る姿から。
*10 コロッケの作り方ではない。
*11 spend one's breath(呼吸を無駄遣いする)で「話しても無駄」。
*12 dump onでぼろくそにけなす、ぎたぎたにやっつけるの意。
*13 中ボスであるKing Diceの口癖のパロディ。
*14 don't cry over spilled milk(こぼしたミルクのことを嘆くな)、つまりやっちまったことはしかたない。カプマグの頭に入ってるのは結局ミルクなのか。このラップは飲み物に関連する言い回しが多い。
*15 ディズニー映画「シンデレラ」で有名なあれ。foot the billで「勘定を払う」。
*16 cross a lineで「一線超える」。any lineなら「どんな手段を使っても」という意味となる。
*17 off the wallで「普通じゃない」。マイケル・ジャクソンの曲に同名のものがある。なお、コーヒーはゲーム中で所持できるチャーム(お守り)のひとつで、何もしなくても必殺技ゲージが溜まっていくやつ。
*18 運動とか稽古ならexercise。
*19 fizzle outは炭酸水などの泡が抜ける、転じて弱弱しく消えていく、尻つぼみになるの意。
*20 pick withは「穴をあける」「喧嘩をふっかける」の両方の意味がある。prickは尖ったもの。言葉の流れで出てきただけ。まあ「お前のケツに突っ込んでやんよ!」かもしれないけど。
*21 dealは取り引きという意味のほか、トランプの札を配るという意味もある。このラップにはポーカーになぞらえた表現がよく出てくる。またこのdrawはくじびきのことでもある。逆にluck drawなら大吉。
*22 go all inはポーカー用語で「全賭け」。foldも同じくポーカー用語で賭けから降りること。the rest allは休憩ではなく「残り全部」。
*23 last straw(最後の麦わら)は「the last straw that breaks the camel's back(最後の麦わら一本がラクダの背骨を折る)」の略、転じて我慢の限界。兄弟の頭に突っ込んであるストロー(かつては麦わらを使って吸っていたから)にもかけている。
*24 「that's all, folks(これで全部です、皆の衆)」は物語などの締めによく使われる言葉。定型化して、「これでオシマイ」の意味でも使われる。
*25 juiceは搾り取るという意味だが、この辺はもう言葉遊びの領域。
*26 beepはビーといううるさい音。booping、looney toonsはもちろんベティ・ブープ、ルーニー・テューンズへのオマージュ。バックス・バニーやダフィー・ダックのあれ。
*27 face to musicは音楽を聴くことではなく、「責任を取る、報いを受ける」という意味。
*28 holy grailは最後の晩餐に使われた聖杯のことで、「達成困難な目標」という意味でもあるが、holy shit(クソっ、なんてこったい)の一種とも取れる。聖杯の女神様(というか聖霊様)こと「伝説のチャリス」にひっかけてもいる。
*29 pick me upは「抱き上げる」「(車などで)拾う」「景気づけ」「強壮剤」などいろんな意味がある。ぱふゅーむの歌に同タイトルのものがある。
*30 chokeは窒息する、締めるのほかに「緊張して自滅する」という意味もある。
*31 ゲーム内ではラスボスのデビルはThe devilだのBossだのと呼ばれており、名前は出てこない。ルシファー(ルシフェル)は堕天使であり、強大な大悪魔とされる。しかしデビルがそうなのかは不明。
*32 done and doneは本来「交渉成立」「双方合意」のことだが、ニュアンスとしては「バッチリ終わってます」に近い。
*33 「up shit creek without a paddle(櫂なしで川の上流にいる=そのうち流されて滝に落ちることは確実)」で途方に暮れる、お先真っ暗、絶体絶命。
*34 「the glass is half full(コップに半分「も」残ってる)」は、ポジティブシンキングを象徴する言い方。ネガティブシンキングな場合はfullではなくempty(半分「しか」残ってない)。

text & tune: JT Music

ボスキャラ総出演…と言いたいところだがカール博士&ロボとワーナーと社長と女優がおらんやんけ!(憤怒)
ラップは基本的に言葉遊びであり、全部の単語に意味があるわけではないことを留意してほしい。
この対訳で気力を使い果たしてしばらく英語は見たくないので、補足・修正お待ちいたしております。

ゲームをテーマにした音楽を手掛けるチーム「JT Music」による、カップヘッドのファンミュージック。


最初はプレイ動画だけだったが、Coda氏によって3Dアニメが追加された。




Cuphead Rap
J.T. Music

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by CockRobin96 | 2018-02-24 16:18 | Trackback | Comments(0)

Coin-Op Bop《コイン・オプ・バップ(コインゲームのビバップ)》Cuphead

BGMはBandcampサウンドトラックでは30番。今回は対訳ではないので悪しからず。

Coin-OpはCoin Operatedの短縮で、コインで動くゲーム機や洗濯機(コインランドリー)のこと。
Bopとは1940年代に発展したジャズの一種。ビバップとも。モダンジャズの元祖とされる、即興演奏を重視したスタイル。

サントラには収録されているが、何らかの理由でお蔵入りになったらしいステージのタイトルBGM。あるいは今後アップデートされたりするのだろうか?
いわゆるペニーアーケード(ディズニーランドとかにあるレトロなゲームセンター)風の建物のデータと、それについて説明するNPC、インベーダー風のゲームに興じる兄弟の画像が公開されている。かわいい。


2017年9月に発売されたStudio MDHR謹製ゲーム「Cuphead」のステージタイトル・ボスの勝ちゼリフ等を勝手に日本語訳・解説してみるテスト。
対訳一覧はタグ「Cuphead」からご覧ください。
ご指摘・補足等お待ちしております。


KRISTOFER MADDIGAN
収録アルバム:CUPHEAD (SOUNDTRACK) [4LP] [12 inch Analog]
(在庫切れ)


Cuphead (Original Soundtrack)
Kristofer Maddigan

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by CockRobin96 | 2018-01-08 09:39 | Trackback | Comments(0)

Battle Announce《バトル時アナウンス》Cuphead



Boss fight start [ボス戦スタート時]
*ランダムに組み合わせてアナウンスされる模様。

(Ready?)
(準備はいいか?)


Here's a real high-class bout!
これはワンランク上のひと勝負だ!

A brawl is surely brewing!
この騒ぎは必ずや一波乱あるぞ!

A great slam and then some!
ただの大ゲンカじゃないぞ!

Good day for a swell battle!
最高のバトルにはもってこいの日だ!

This match will get red hot!
この対決は白熱必至だ!

(Wallop!)
(ぶちかませ!)


Now go!
それ行け!

You're up!
君のターンだ!

Here goes!
さあ行くぞ!

And begin!
始まるぞ!

It's on!
戦闘開始!

Stage completion[ステージクリア]
Knockout! (Boss defeated)
ノックアウト!(ボス撃破時)

Bravo! (Run 'n Gun Stage cleared)
ブラボー!(ラン&ガンステージクリア時)

Victory! (Mausoleum cleared)
大勝利!(霊廟クリア時)

Mausoleum[霊廟戦]
Here comes a spooky bunch!
おっかない連中が来るぞ!

The ghouls are out tonight!
今夜は死霊どもが出てくるぞ!

You failed!
失敗だ!

*霊廟戦のアナウンスは最初なかったが、アップデート後追加。

なお、担当声優はLuke de Ayora。彼はアナウンスの他、ケトル長老グーピィワーナー、サリーも担当している。マジかよ。



KRISTOFER MADDIGAN
収録アルバム:CUPHEAD (SOUNDTRACK) [4LP] [12 inch Analog]
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Cuphead (Original Soundtrack)
Kristofer Maddigan

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by CockRobin96 | 2017-12-25 22:53 | Trackback | Comments(0)

Cuphead Japanese_Translation Index《カップヘッド日本語訳 目次》

《Attention Please!!》
この対訳はStudioMDHR制作のゲーム「Cuphead」の一ファンによって、楽しみと勉強のために日本語訳されたものです。
新情報または誤訳が判明次第、内容が変動することがございます。
また、公式のものではないので、ご利用の際はその点なにとぞご了承ください。

Don't Deal With The Devil《悪魔と取り引きするなかれ》

Introduction《イントロダクション》

Battle Announce《バトル時アナウンス》

Tutorial ~ Mausoleum 1《チュートリアル~霊廟1》

Inkwell Isle 1 NPCs《インク壺島1のNPC》

Inkwell Isle 1 Bosses《インク壺島1のボス》

Die House(Mr. King Dice Theme)《ダイ・ハウス(ミスター・キング・ダイスのテーマ)》

Inkwell Isle 1 Die House~Inkwell Isle 2《インク壺島1のダイ・ハウス~インク壺島2へ》

Inkwell Isle 2 NPCs《インク壺島2のNPC》

A Quick Break《クイック・ブレイク(ひと休み)》

Inkwell Isle 2 Bosses《インク壺島2のボス》

Mausoleum 2 ~ Inkwell Isle 2 Die House《霊廟2〜インク壺島2のダイ・ハウス》

Inkwell Isle 3 NPCs《インク壺島3のNPC》

Inkwell Isle 3 Bosses《インク壺島3のボス》

Mausoleum 3 ~ All of Bets are Off!《霊廟3〜全てを帳消しに》

Inkwell Hell《インク壺地獄》

Winner Takes All(Epilogue)《勝者は総取りする(エピローグ)》

Closing Credits《クロージング・クレジット(エンディングロール)》

おまけ:
Achievements & After Beating The Devil《実績&クリア後》

Coin-Op Bop《コイン・オプ・バップ(コインゲームのビバップ)》

The Airship《エアシップ(飛行船)》

CUPHEAD RAP《カップヘッド・ラップ》JT Music

You Signed a Contract《ユー・サインド・ア・コントラクト(お前たちは契約書にサインした)》Fandroid!

KRISTOFER MADDIGAN
収録アルバム:CUPHEAD (SOUNDTRACK) [4LP] [12 inch Analog]
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Cuphead (Original Soundtrack)
最近Amazon Music Unlimitedで聴き放題になった
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ファンコ(FunKo)のミニフィギュアシリーズ
アフィ貼っておいてなんだが、これは「一箱だけ」「中身はランダム」でこの値段という意味だ 誰が買うんだよ


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by CockRobin96 | 2017-11-25 10:51 | Cuphead インデックス | Trackback | Comments(0)

Introduction《イントロダクション》Cuphead

BGMはBandcampサウンドトラックでは3番。
ちゃんとおケツが割れてるところにカートゥーンみを感じる。


Once upon a time, in a magical place called Inkwell Isle,
there were two brothers named Cuphead and Mugman.
They lived without a care under the watchful eye of the wise Elder Kettle.
昔々、インク壺島と呼ばれる魔法の国に、
カップヘッドとマグマンという名前の二人兄弟がおりました。*1
賢者ケトル爺さまの見守りのもと、のんきに暮らしていました。*2

One day the two boys wandered far from home,
and-- despite the Elder Kettle's many warnings --
ended up on the wrong side of the tracks and entered the Devil's Casino.
ある日、男の子たちは家を遠く離れたところをぶらつき、
そして、──ケトル長老が散々注意したにもかかわらず──
ガラの悪い地区にまで行き着き、デビルのカジノに入ってしまったのです。*3

Inside, Cuphead and Mugman soon found themselves on a winning streak at the Craps table.
"Hot dawg!" exclaimed King Dice, the casino's sleazy manager.
"These fellas can't lose!"
カジノでは、カップヘッドとマグマンは気がつけばあっという間に、サイコロのテーブルで連戦連勝していました。*4
「これはすごい!」カジノのいかがわしげな支配人、キング・ダイスが感嘆しました。*5
「君たちは負け知らずだね!」

"Nice run, boys," laughed a newcomer.
The brothers gasped.
It was the casino's owner - the Devil himself!
"Now, how about we raise the stakes?" he suggested with a toothy grin.
「がんばってるな、坊やたち」と、闖入者が笑って言いました。*6
兄弟は息を飲みました。
それはカジノのオーナー、デビルそのヒトでした!
「なあ、賭け金を上げてみないか?」と、デビルはニヤリと歯をむき出しつつ、提案してきました。

"Win one more roll, and all the loot in my casino is yours!" the Devil boomed.
"But if you lose, I'll have your souls! Deal?"
「もう1回だけ勝てば、このカジノ中の全てが貴様らのものだ!」とデビルが高らかに言います。
「だがもし貴様らが負けたら、貴様らの魂を頂こう! 取り引きするか?」

Cuphead, blinded by easy riches, nodded and grabbed the dice a throw.
"Good gosh, Cuphead, no!" cried Mugman, for he understood the danger.
But it was too late!
簡単に金持ちになれるチャンスに目がくらんだカップヘッドは、うなずきサイコロを掴んで一振り。
「うわっ、カップヘッド、ダメだ!」危険に気づいたマグマンが叫びました。
しかし遅すぎたのです!

"Snake eyes!" laughed the Devil while slamming the floor.
"You lose!" The brothers trembled in fear as he loomed over them.
"Now, about those souls..."
「スネーク・アイズ(ピンゾロ)だ!」フロア中にデビルの笑い声が響きました。*7
「貴様らの負けだ!」兄弟は、その身にのしかかる恐怖でぶるぶる震えます。
「さて、貴様らの魂だが…」

The brothers pleaded for their very lives.
"Th-there must be another w-way to repay you," Mugman stammered.
"Yes, p-please Mister!" Cuphead added.
兄弟は懸命に命乞いをしました。
「き、きっと他のほ、方法で支払いますから…」マグマンがつっかえながら言います。
「そうです、お、おねがいします旦那!」カップヘッドがつけ足します。

"Hmm, perhaps there is," the Devil snickered, pulling out a parchment.
"I have here a list of my runaway debtors.
Collect their souls for me, and I just might pardon you two mugs."
「ふーむ、ならばこれだ」デビルは一枚の羊皮紙を取り出しながら、ニタニタと笑いました。
「ここに逃げた債務者どものリストがある。
 こいつらの魂を集めてこい、そうすれば貴様ら二杯を許してやらんでもないぞ」

"Now get going!" the Devil roared, kicking the boys out most rudely.
"You have 'til midnight tomorrow to collect every one of those souls!
Otherwise I'll be the one collecting yours!"
「今すぐ行け!」デビルは男の子たちを乱暴に蹴り出しながら怒鳴りつけました。
「明日の真夜中までに全員の魂を集めてくるんだ!
 さもなくば俺様が貴様らの魂をもらい受けるぞ!」*8

Cuphead and Mugman were terribly frightened and ran away as fast as they could.
"C'mon Mug!" panted Cuphead.
"We have to find the Elder Kettle. He'll know what to do!"
カップヘッドとマグマンはすっかり怯えきって、出来る限り速く走って逃げました。
「早く、マグ!」息を切らしながらカップヘッド。
「ケトル爺さまを探さなきゃ。どうしたらいいかきっと知ってる!」

*1 ところで、MugmanがMegaman(ロックマンの英語名)のパロディなのは有名だが、Cup headはもともとネジでつるっとした丸頭のものを指す。
*2 watchfulは「用心深い、注意深い」という意味だが、爺さま居眠りこいてますやん。「Elder」は年長という意味のほか、長老、指導者的な立場を指す。時々「兄弟の祖父」とされるが、そしたら普通に「Grampa」「Grand Father」とされる気がするので、直系の祖父ではない可能性が高いと思う。
*3 end upは「行き着く、結局こうなる」という意味。島1のカエル兄弟のところでも出てくるが、wrong side of the tracksとは貧民地区、裏町を指す。→A Little Girl from Little Rock《リトル・ロックから来た娘》
*4 「クラップス」は二個のサイコロの出目を競うゲーム。初回に二個合わせて7か11が出れば勝ち、2・3・12なら負け。それ以外ならさらにサイコロを振り、7が出れば負け、初回と同じ数(これをポイントと呼ぶ)なら勝ち、それ以外の数なら決着がつくまで振り続ける。投げ手の客及び周囲の客は、その勝敗を賭ける。投げ手が自分の負けに賭けることも可能。この場合は7と11が出まくったのかもしれないが。
*5 Hot daug(Hot dog)は「すごい!」「やったー!」「上手いね!」という時に使う感嘆。sleazyはいかがわしいのほか軽薄、低俗、安っぽいなどろくでもない意味しかない。
*6 nice runはそのままだと「がんばってよく走ったね」みたいなほめ方。「good run」だと「最高ではないけど及第点」「まあ平均以上」みたいなニュアンスがある。→参考「NiceとGoodの違い
*7 slammingは普通「(ドアなどを)バタンと閉める、ドンと置く、ピシャリと叩く」もしくはスラングで「ぶったまげるような」などの意味だが、ここではどういう意味で使われてるのかよくわからない。誰か知ってたら教えてください。
*8 I'll be the oneは「自分がそれになる」を強調した感じ。

一応訳したけど、非公式攻略Wikiのストーリーにもほぼ同じ内容で載ってます。拙訳が後発なのでちょっと似てるのは勘弁してください。

ところで、ファンに「カップヘッドとマグマンて子供なの?大人なの?」と聞かれた時の公式の返答がこれ。
「たぶんコトナってやつじゃない?わはは」
*kidultは「大人でも子供でも楽しめます」という娯楽やホビーにつけるまくら言葉。またはそういうのが好きな人。




2017年9月に発売されたStudio MDHR謹製ゲーム「Cuphead」のセリフ等を勝手に日本語訳してみるテスト。
対訳一覧はタグ「Cuphead」からご覧ください。
ご指摘・補足等お待ちしております。

KRISTOFER MADDIGAN
収録アルバム:CUPHEAD (SOUNDTRACK) [4LP] [12 inch Analog]


Cuphead (Original Soundtrack)
Kristofer Maddigan

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by CockRobin96 | 2017-11-24 22:23 | Trackback | Comments(0)

Inkwell Isle 3 NPCs《インク壺島3のNPC》Cuphead

BGMはBandcampサウンドトラックでは33番。ピアノバージョンは44番。
どことなく雰囲気が都会っぽくなってくる。またボスも含めドイツ系のキャラが多い。


Ludwig(Gramophone) & Wolfgang(Radio): ラドウィグ(蓄音機)&ウォルフガング(ラジオ)(ドイツ語発音の場合はルートヴィヒ&ヴォルフガング)
Ludwig:
Achh, That Wolfgang!
Always taking ten notes to express two notes' worth of music!
He has no conception for what I mean by 'Less is more'!
I know you agree with me,
Go convince that tin-eared clock!
He won't listen to me anymore!
ラドウィグ:
ははぁ、ウォルフガングめ!
独奏より箔がつくと思って、いつも楽器をやたらに沢山使っておる!
彼にはわたしの言う「レス・イズ・モア」なんてさっぱり理解できんのだ!*2
君たちならわたしの言うことをわかってくれるだろう、
あのオンチめを説得してくるのだ!*3
彼はもうわたしの言うことを聞いてくれんのだ。

Wolfgang:
So, Ludwig's been filling your mugs with his 'Less is more' drivel, eh?
Keep talking to that fool and soon nothing will sound right to you!
Don't say I didn't warn you!
ウォルフガング:
それで、ラドウィグのやつは君らの頭に「レス・イズ・モア」なんてたわごとを注ぎ込んだってわけだね?
あのアホと喋ってたら、すぐに何も聞こえなくなっちゃうよ。
あとでどうなっても知らないからね!*4

Ludwig:
My 'Friend' Wolfgang warned you about me, didn't he?
I thought he might, and he was right to do so!
Not everyone prefers to hear what I have to share...
わが「友」ウォルフガングは、わたしのことで文句を垂れただろう?
まあ彼はそうするだろうし、そうする権利がある!
万人がわたしの持論を聞きたがるわけではないからな…

Wolfgang:
What did I tell you about talking with that minimalist buffoon?!
'Less is more'...Bah!
あのぼんくらミニマリスト、僕の言った通りだろ!? *5
「レス・イズ・モア」だって…ウボァー!

Ludwig:
You came back!
I suspected you might.
I can tell you have an appreciation for true art.
Behold my minimalist masterpiece!
戻ってきたな!
そうするだろうと思ってたぞ。
お前たちの真の芸術の理解のために教えてやろう。
聴くがいい、ミニマリストの傑作を!
(BGMがピアノバージョンに切り替わる)

Wolfgang:
Well, I warned you!
Awful, isn't it?
Let us change the music back before our ears turn to jelly!
ほら、言わんこっちゃない!
ひどいもんじゃないか?
耳がでろでろになる前に、BGMを元に戻そう!*6
(BGMが普通バージョンに切り替わる)

*1 これはかなりの意訳。そのまんま直訳すると「いつも10音使って、2音だけの音楽より価値を上げようとしている」。ピアノなら右手と左手でメロディが二音。
*2 「レス・イズ・モア(少ないことは豊かなこと)」は19世紀の詩人ロバート・ブラウニングが初めて使ったとされる。のちに20世紀の建築家ローエがこれを標語とした。ミニマリストの好きな言葉。
*3 tin earでブリキの耳。耳が肥えていない、音楽に対する感性がうといという意味。「音楽が下手な人」という意味はない。
*4 直訳すると「僕が注意しなかったなんて言うんじゃないよ」。後で泣きを見たって知らんよ、とかそう言う時に使う。なお、warnは日本語ではよく「警告する」「忠告する」と訳されるが、「先に言っておく」くらいの軽いニュアンスでも使われるそうな。
*5 What did I tell you で「言った通りでしょ!」。お母さんなんかがよく言うあれ。
*6 turn to jellyで「ゼリーになっちゃった=ブルブルする、ガクガクする」。普通は足が震える時などに使う。

どこぞの楽聖を思わせるふたりのあいだを行ったり来たりするイベント。若干会話が噛み合ってない気がするが、訳が悪いのか元々なのかよくわからない…意味不明の会話をいちいち代行する、妙に律儀な主人公。
イベント終了後、島BGMがフルオケかピアノかに切り替えることができる。お好みでどうぞ。
ラドウィグは蓄音機、ウォルフガングはアンティークなラジオの姿をしている。BGM放送を担当しているのは彼ららしい。
蓄音機のラッパ部分は難聴であったベトが使用していた補聴器、ラジオの両端のくるりんはモツのかつらのパロディ。
戦車ネズミと違ってそこまでドイツ語なまりではない模様。



Pirate Girl: 海賊娘
Arrr, Yer gonna need some tips if ye want to keelhaul these deadbeats!
Start by mixin' up yer weaponry!
Can't expect all yer arms to work the same on every foe!
Mix and match, Landluvvers!
That's what I say!
あーら、あんたがあのロクデナシどもをうんと懲らしめてやりたいなら、アドバイスが必要やね!*1
まずはウエポンを組み合わせることからやね。*2
全ての武器が全ての敵に同じ効果があるとは限らないんよ。
組み合わせてマッチさせることやね、初心者くん!*3
そういうことやね!

*1 tipはウェイターなんかに渡す心付けのほか、助言・情報の意味がある。keelhaulは、昔船乗りの間で行われた罰の一種。紐をくくりつけて海に放り込み、そのまま船底の下をくぐらせて反対側まで泳がせる。転じて、うんと懲らしめる、厳しく罰する。
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*2 mix upは混ぜ合わせること。ぶちまける、ひとつずつ組み合わせる、取り違える、などいろんなイメージがある。
*3 Landluvver=Landlubber。新米水夫。「陸の上のすっとろいやつ」の意。
海賊の格好をしてはいるが、債務者を嫌っているようなのでキャプテン塩ヒゲのクルーではないらしい。この頃になるといろいろウエポンや攻撃法が増えているので、それをうまく組み合わせるようアドバイスしてくれる。それだけ。
顔をよーく見ると、ベティ・ブープっぽい…気がする。


Pacifist Turtle: 平和を愛する亀
You boys think your situation is a multicolor mess,
Don't you?
But what if I told you there was a way to see it in shades of gray?
A way that only a pacifist platformer woluld be able to perceive?
Would you violent little mugs believe me if I told you that?
I wonder.
坊やたちは、自分たちが多色のまぜこぜの中にいると思ってるだろう?
違うかい?
でも、もしわたしがグレーの濃淡で世界を見る方法があるって言ったらどうする? *1
平和を愛するゲーマーだけが、それを見ることができるとしたら? *2
お前さんたちみたいな乱暴者のちびマグカップが、わたしの言うことを信じるもんかね?
どうだろうねぇ。

(ある程度Pランクを取ってから話しかける)
Why, I see you've managed to restrain yourselves here and there.
I'm as pleased as punch! *3
But you can't see shades of gray yet, can you?
Not until you prove you can get by without resorting to violence.
どういうわけだか、お前さんたちはところどころで自分自身を抑えられるようになったようだね。
わたしは大満足だよ!
でもグレーの濃淡で見ることはできてない、だろう?
お前さんたちが、暴力に頼らないでいることができると証明するまではダメだね。

Ah, you found the path of pacifism!
I am quite impressed.
You shall now be able to see the world in a new light.
Go in peace!
ああ、お前さんたちは平和への道を見つけたのだね!
本当に感服させられたよ。
お前さんたちはもう、新しい光のなかで世界を見られるようになったのだよ。
ではご機嫌よう!*4

Bravo! You just earned a few bonuses,
Look at your option menu for new visual and audio modes!
ブラボー! ささやかなボーナスを受け取ったね。
新しいビジュアルとオーディオのモードを、オプションメニューで見てごらん!

*1 shades of grayは「はっきりしない」という意味でも使われる。1960年代に活躍したザ・モンキーズというアメリカンポップグループが、当時の暗い世相を反映した「灰色の影」というタイトルの歌を発表している。
*2 プラットフォーマーとは、ジャンプを駆使して障害物を飛び越え、足場から足場へ進んでいくタイプの横スクロールゲームの総称(縦なこともある)。代表的なものはもちろんスーパーマリオシリーズ。このゲームもプラットフォーマー。
*3 直訳で「パンチのように満足している」。イギリスの昔の人形劇「パンチとジュディ」に由来する言い回し。パンチは嫁のジュディを棍棒でぶん殴ったりする乱暴者だが、最終的には悪魔をやっつけてめでたしめでたしで終わることから。
*4 直訳で「心安らかに行きなさい」だが、「おさらば、ご機嫌よう」という意味でも使う(単に「Peace!」とも)。聖書に頻出するフレーズでもある。(士師記18:16、マルコによる福音書5:34など)
隠しモード解放のキーパーソン。Run&Gunの全てのステージで、ショットを使わずにクリアしてから再度話しかけると、モノクロモードを解放できる。
この亀のモデルはおそらくディズニーの短編「プルートの番人」に出てきた子亀。


Forkington: フォーキントン(フォーク男)
Let's be honest, fellows.
Shall we?
There is class of grade a people, and then there is... well...
...Everyone else.
At the moment, You seem like... Everyone else.
And that means you cannot experience the world in the special way I do.
正直なところね、諸君。
いいかい?
ヒトには階級ってものがあってだね、そこには、その…
その他大勢がいる。
今のところ、諸君は…その他大勢の方のようだね。
つまり、諸君には僕のスペシャルな見方で世界を体感することができないってことだね。

(ある程度Aをとったあと)
Not everyone earns A' grade A' rating, if you know what I mean.
And not everyone can maintain that level of quality over time.
Consistency, my dear friends, that is what it's all about!
Then you will experience the scintillating sensation that I do!
誰もがA級Aランクにふさわしいわけじゃないんだよ、わかってるだろうけど。
そして誰もがクオリティレベルをずっと保ち続けられるわけじゃない。*1
こつこつやることだね、親愛なる友人諸君、それが全てなんだ!
そうすれば諸君も、僕みたいにバチバチするような興奮を体感できるようになるんだ!

I would so love to count you among my grade A friends!
You are almost there, it is true.
But there is no 'almost' when it comes to seeing or hearing the way I do.
You either can... or can not.
僕は是非とも諸君をA級の友人の中に加えたいと思っているんだよ!*2
諸君らはほとんどA級だよ、間違いなくね。
でも僕のいう見方聞き方に「ほとんど」はないんだよ。*3
果たして諸君らにできるか…それともできないか。

My stars, you did it!
You are truly grade a in my book!
Now you can experience the world as I do!
驚いたよ、やり遂げたんだね!*4
僕の心の中では最高級だよ!*5
諸君も僕と同じように世界を体感できるようになったんだ!

My dear friends, you just earned a great bonus,
check out yer option menu for a new visual mode!
親愛なる友人諸君、特別ボーナスを受け取ったね!
新しいビジュアルモードをオプションメニューでチェックしてくれたまえ!

*1 maintain over timeで「長時間持続する」。単にover timeだと「時間超過」。
*2 would love to ~で「是非とも〜したい」。イギリス英語でよく使われる。
*3 when it comes to...で「~のことになると、~に関して言えば」。
*4 my starsは「驚いた、びっくりした、おやまあ!」と言うときの慣用句。
*5 in my bookのbookは本という意味だけではなく規範、基準の意味がある。「自分の意見としては」「自分の中では」という意味で使う。
突然偉そうになんやコイツ…と思うが、実はこちらも隠しモードの一つ。全ての島(インク壺地獄含む)である程度Aランク以上を取ると、赤と緑の二色カラーモードを解放することができる(全部Aでなくてもよい)。そしてコイツの態度が馴れ馴れしくなる。
このカラーモードは、1909年から1914年にかけてのごく短い間に用いられたカラー映画の手法「キネマカラー」へのオマージュ。その後1932年に登場した三原色方式の「テクニカラー」に取って代わられた。
余談だが、フォーク男のそばにあるサックス男の銅像の元ネタは、シリー・シンフォニーの「音楽の国」に登場するサックス王子。
あと、ラグド・リッジにこいつのご先祖様らしき人の像も地味にある。

おまけ:いろんな隠し要素



2017年9月に発売されたStudio MDHR謹製ゲーム「Cuphead」のNPCのセリフを勝手に日本語訳してみるテスト。
対訳一覧はタグ「Cuphead」からご覧ください。
ご指摘・補足等お待ちしております。


KRISTOFER MADDIGAN
収録アルバム:CUPHEAD (SOUNDTRACK) [4LP] [12 inch Analog]
(在庫切れ)


Cuphead (Original Soundtrack)
Kristofer Maddigan

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by CockRobin96 | 2017-11-22 21:22 | Trackback | Comments(0)

Inkwell Isle 2 NPCs《インク壺島2のNPC》Cuphead

BGMはBandcampサウンドトラックでは17番。ピアノバージョンは20番。


The Barbershop Quartet: バーバーショップ・カルテット
Whoever heard of a Barbershop trio?
If we can't find our fourth member,
We'll never sound right again!
Be a pal and let us know if you spot him, won't you?
3人しかいないアカペラ四人組なんて、誰が聞いてくれるんだ?
4人目を見つけ出せなきゃ、
二度とちゃんと合唱なんてできないよ!
ねえ頼むよ、もし彼の居場所がわかったら、僕らに教えてくれないかい?*1

At last!
I thought I'd never see another living soul again!
I lost my way while searching for coins.
No one has money for haircuts these days,
Thanks to that blasted casino!
Well, I'd better get back to my pals in the quartet!
ついに助かった!
もう二度と他の生きたヒトに会えないかと思ったよ!
コインを探してるうちに、道に迷っちゃったんだ。
このごろはみんなヘアカットするお金もないんだ、*2
あのいまいましいカジノのせいでさ!
さて、僕も仲間のところに戻った方がいいね。

Oh boy, you did it!
We're a quartet once more!
Gee, you must have run yourself ragged tracking him down!
We can't thank you enough! Let's celebrate with a song!
Ready, boys? Key of B flat...
やあ坊や、やってくれたんだね!
僕ら四人組に元通りさ!
ああ、彼を追いかけたんですっかりくたくたにさせてしまったね!*3
感謝してもし足りないよ! 歌でお祝いしよう!
みんな、いいかい? シのフラットの音で…

A Quick Break《クイック・ブレイク(ひと休み)》

Can't get enough of that diddy, eh?
Okay, boys, one more time! With feeling!
これっぽっちじゃ満足できないんだね?
オーケイ、みんな、もう一回だ! 気持ちを込めて!

*1 be a palは直訳すると「仲良くしてよ、友達になってよ」だが、「頼むよ(だって友達だろ)」というニュアンスがある。
*2 この島の住民でヘアカットが必要なのがどれくらいいるんだ思ったが、デビルを顧客にすれば夢の永久機関完成するな!
*3 run (whom) raggedで「クタクタになる」。
床屋のサインポールのアカペラ4人組。
詳細は→A Quick Break《クイック・ブレイク(ひと休み)》で。


Canteen Pilot: 水筒パイロット
Good timing, fellas!
I just added an upgrade on your aeroplanes!
Now you can wallop your foes with bombs!
Just switch your weapon whenever it strikes your fancy!
Try it out!!
グッドタイミングだよ、君たち!
ちょうど君たちの飛行機に新機能をつけたところなんだ。
これで敵にボムをぶちかませるんだよ!
いつでも好きなウエポンにスイッチで切り替えるだけさ!*1
やってみて!!

Your Aeroplane are now equipped with mini-bombs,
Switch your weapon anytime during battle!
君たちの飛行機は今ミニボムを装備してるよ、
バトル中いつでもスイッチでウエポンを切り替えてね!

Well? Whaddaya think?
Are those new bombs the cat's pajamas or what?
Aah, you can thank me later.
I'm just in it for the kicks!
ねえ、どう思う?
新しいボムはすっごく良かっただろ?*2
おっと、お礼はあとでいいよ。*3
僕は刺激が欲しいだけなんだからさ!*4

*1 strike (who's) fancyで「興味を惹かれる、そそられる、魅力的に感じる」。
*2 猫のパジャマってなんぞと思うが、20年代に流行った「すっごくクール」を意味する言い回し。ほかにもこういうナンセンス言葉がいっぱいあるらしい
*3 単にthank me laterだと「後で僕に感謝するよ」
*4 for the kickで面白半分、刺激やスリルを求めての意。
島1にいるパイロットとの関係は不明。同一人物なのか別人なのか。
というか殺る気満々じゃないですかやだー!


Cookie girl(Pink girl, Candy girl): クッキー娘(ピンク娘、キャンディ娘)
You can't catch me...
Unless you take a shortcut!
That's what some punk kids did last week!
It's the only way they could've beaten me to the rides!
Say, Maybe you could show me where the shortcut is around here...?
お前には追いつけっこない…
近道を使わない限りはね!
そんなことを先週悪ガキ達がやってたのよ!
近道って、あいつらがあたしを出し抜いて先にアトラクションに乗れる唯一の方法なの。*
ねえ、この辺の近道がある場所を教えてくれたりする…?

Thanks, Fellas!
I knew there was a faster way across the island!
Now I'll be first on all the rides again!
Here, takes this coin as my way of saying thanks.
あんたたち、ありがとうね!
この島の向こう側に早く行ける道がそれなのね!
また全部のアトラクションに一番乗りできるわ!
さあ、お礼にこのコインを持っていって!

*beatは叩くの他に「負かす、出し抜く」という意味がある。


Juggler: ジャグラー(お手玉男)
Well, Hey there, Fellas!
Come to watch my little show, Have you?
They say juggling is a bit like parrying.
Tough at first, but soon you can string them together swimmingly!
I'm hoping to get to four someday.
Four in a row...
Yeah, That would be something, wouldn't it?
やあ、そこの君たち!
ちょっとしたショウを見てかない?
お手玉ってちょっぴり「パリィ」に似てるって言われてるんだ。
最初は難しくても、すぐにスイスイできるようになるよ!
いつか四つ玉で投げられたらいいなあ。
四つ並べば…
そう、何かが起こりそうじゃない?*1

Hey, I heard you managed to parry four times in a row!
I'll bet you're so proud you could bust!
Here's a coin to reward your persistence, boys!
Don't spend it all in one place, now!
やあ、四連続パリィをやり遂げたんだってね!
君たちが記録を破れたなんて僕も誇らしいよ。*2
坊やたちの粘り強さをたたえて、このコインを進呈します!
パーッと使っちゃダメだよ。*3

You fellas really inspired me!
So help me, I'm gonna get to four in a row if it takes me all year!
君たちにすっかり刺激されちゃったよ!
僕も絶対に、たとえ一生かかっても四つ玉で投げられるようにするよ!

*1 ポール・マッカートニーの歌のタイトルでもある。
*2 bustはbreakと同じ意味で使われることがある。
*3 直訳すると、「一箇所で全部使っちゃダメだよ」。小銭でもこう言ったりする定番のジョーク。


Lightbulb scholar: 電球学者
So you have spoken with Quadratus,
The watery being across the isle?
That is something few others can claim.
クアドラトゥスと話したことはあるかね?
この島の向こう側の池にいる存在なんだが…
ほんのわずかなヒトだけが話せるものなんだ。


Quadratus: クアドラトゥス
Through all your battles, and all my rhymes...
...You have failed and perished ( ) times.
そなたの戦いの中で、我の詩の中で…
…そなたが過(あやま)ち、果てたのは( )回だ。*

*ストレートに言えば「しくじって死んだ」。やっぱり死んでるのか…
アメリカの女流詩人エミリー・ディキンソンの詩にTo fail ... To perishという句が出て来るが、関連は不明。
quadrateで「正方形の」。2世紀頃のギリシャに同名の神学者がいる。
池の中にいて、これまでの失敗回数を教えてくれる謎の存在。
未確認情報だが、カンストすると「Git Gud Scrub.(腕を磨けヘタクソ)」と罵られるらしい。怖い。誰かカンストしたらご報告ください。
Inkwell Isle 1 Bosses《インク壺島1のボス》でもとりあげた「Swing You Sinners!」のオバケ(左)に似ている。
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2017年9月に発売されたStudio MDHR謹製ゲーム「Cuphead」のNPCのセリフを勝手に日本語訳してみるテスト。
対訳一覧はタグ「Cuphead」からご覧ください。
ご指摘・補足等お待ちしております。


KRISTOFER MADDIGAN
収録アルバム:CUPHEAD (SOUNDTRACK) [4LP] [12 inch Analog]
(在庫切れ)


Cuphead (Original Soundtrack)
Kristofer Maddigan

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by CockRobin96 | 2017-11-19 14:37 | Trackback | Comments(0)